便秘解消にオススメ漢方

センナ・大黄でスッキリ解消!効き目抜群の漢方ならコレです!

便秘薬として有名な漢方薬に、センナ・大黄があります。皆さんも名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。このセンナと大黄を併せた漢方便秘薬は一番メジャーなものだといえます。では、これらは一体どんなものなのでしょう。まずセンナというのは、マメ科のチンネべり・センナやアレキサンドリア・センナのことをいいます。ヨーロッパでは古くから使われていて、世界最古の医学文書にもその名が載っています。しかし、中国では近年になり、薬用とされました。元々西洋においては漢方薬ではなく民間薬として使用されていました。

果実や小葉の部分がこうした医薬品に使用され、茎の部分は健康食品として利用されています。茎の部分はあまり強い刺激が無いからです。つまり、漢方とされているとはいえ、センナは腸の環境を良くして蠕動運動を活発するのではなく、腸に刺激を与えて排便を促すものなのです。センナが腸に入ると、異物とみなされ、腸はこれを排出しようとします。そのために排便が促されるのです。腸にダメージを与えることになるため、長期の服用はあまり良くないとされています。

しかし、センナに含まれるセンノシドという成分は、腸の運動を活発にしてくれますし、また、茎の部分をお茶などで服用することにより、優しい効き目も期待出来ます。即効性のある便秘解消・予防法としては利用価値大の漢方でしょう。

次に大黄ですが、これはタデ科のダイオウやヤクヨウダイオウ、チョウセンダイオウなどのことをいいます。別名「将軍」と呼ばれ、センナとは逆に、中国において古くから使用されていました。秋に収穫し、根茎を天日で乾燥させたものです。火熱乾燥をするものもあり、これは生薬と呼ばれています。センナ同様、センノシドという成分が含まれていて、腸の運動を活発にしますが、これもまた大腸刺激成分を含むため、下剤効果が高いといえます。センナもそうですが、この大腸刺激のために痛みが生じるため、痛みを緩和する働きのある、甘草と併せた「大黄甘草湯」が、便秘薬として一番有名です。

その他、大黄の医薬品としては、軽い便秘に使われる「桂枝加芍薬大黄湯」や、重い便秘に使われる「大柴胡湯」、「乙字湯」などがあります。それぞれの便秘の症状によって自分に合ったものを選ぶことが大切です。
(⇒便秘に効く漢方の話

常用するなら、腸にダメージを与えないよう、大黄甘草湯だけにするなど工夫しながら、あまり依存しない程度にセンナ・大黄の力を利用し、快適に便秘解消・予防をしてみるのも良いでしょう。