ツボで便秘解消

便秘解消にツボ押し 生活習慣の改善にプラスして相乗効果を!

便秘というのは生活習慣病のひとつともいえます。他の病気が原因である場合を除いて、そのほとんどが食生活の偏りや運動不足、ストレスなど、生活習慣によって引き起こされているのです。ですから、便秘を改善するには、まず生活習慣の改善が必要となります。規則正しい生活に、バランスの取れた食事、適度な運動、そしてストレスの軽減の4つが便秘解消、さらには生活習慣病全般の予防や改善につながります。

しかし、その効果を上げるために、ツボ押しの力を借りるというのもひとつの手ではないでしょうか。ツボというのは、東洋医学における、身体中にある経路という気血上の点で、経穴といいます。関節に沿って身体中に点在しているものなのです。場所によって様々な症状の改善を促すといわれるものですね。このツボを刺激する指圧や鍼・灸はかなり人気が高い治療法です。

このツボにももちろん便秘に効くツボというものがあります。その中でも有名なものに、天枢(てんすう)というツボがあります。これはおへそから指2本分外側にいった両側にあります。このツボは排便を促進することで、便秘の解消を促します。他には大巨(だいこ)というツボがあり、これは天枢からさらに指2本分下にいったところにあります。このツボは消化器官全般の改善の効果があります。そしてもうひとつ便秘のツボとして有名なのが、三里(さんり)です。足の膝のお皿の下から指4本分下にいったところにあります。このツボはお腹の病気全般に効果があります。

これら3つのツボの他にも、間使(かんし)というツボは、手首の横じわから指4本分離れた腕の内側にあり、腸の蠕動運動を活発にする効果があります。また、同じく蠕動運動を活発にするツボとして、手のひらの小指の下側から手首のしわまでいったところにある神門(しんもん)というツボもあります。また、背骨の下のへこみの両側にある腎兪(じんゆ)や、そのそばの大腸愈(だいちょうゆ)、小腸愈(しょうちょうゆ)なども便秘に効くとされています。

これらのツボの押し方は、基本親指などの指で行います。「痛いけど気持ちが良い」といった強さがベストで、あまり強く押すのは良くありません。そして、息を吐きながら4秒間で押し、次に吸いながら4秒間で力を抜きます。この動作を5~10回ほど繰り返すのが理想です。

そして大切なのは、お風呂上りや寝る前など、血行が良く、リラックスしている時に行うことです。身体が緊張状態の時にやっても効果はあまりありません。特に便秘は、ストレスも大きな要因です。身体も気持ちもリラックスしている時に行うことこそ、相乗効果が増し、ツボ押しによる効果も大きくなるのです。

もちろん、ツボ押しだけで便秘が治るということではありません。食物繊維や乳酸菌をたっぷり摂って、バランスの良い食生活をすることが何より大切なのは言うまでもないでしょう。まずは生活習慣の改善を。そして、加えてツボ押しをすることで、効果的に便秘解消をするのが良いでしょう。