便秘薬の種類

頑固な便秘には最後の手段の便秘薬?まずはその種類を知りましょう

食生活の改善や、サプリメントの利用でもなかなか治らない便秘には、やはり便秘薬で解消するのが良いでしょう。我慢してそれがストレスになってしまっては、さらに便秘がひどくなる悪循環を引き起こしてしまいます。そうなる前に薬の力を借りるのも一案です。それでは、まず便秘薬の種類についてご説明しましょう。便秘薬は塩類下剤・膨張性下剤・浸潤性下剤・糖類下剤・刺激性下剤の5種類に分けられます。

まず最初に「塩類下剤」です。これは腸内に高浸透圧性物質を入れることで便の水分量を保ち、蠕動運動を活発にします。成分としては水酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムがあり、即効性がポイントの便秘薬です。次に「膨張性下剤」です。これは水分を吸収することで便を柔らかくし、便のカサを増やします。それによって腸を刺激し、排便を促します。成分としてはバルコーゼなどがあります。

次に「浸潤性下剤」です。これは、海面活性剤であり、便の表面張力を低下させることで、便を通過しやすい状態にします。成分としてはバルコゾルなどがあります。次に「糖類下剤」です。これは便を酸性化し、浸透圧を上昇させることで蠕動運動を活発にして排便を促します。成分としてはモニラックがあります。そして最後に「刺激性下剤」です。これは、腸壁を直接刺激することで、排便を促します。成分にはアロエ・センナ・大黄があります。

また、これらの他に、自律神経に作用し、腸の蠕動運動をコントロールする働きの、「自律神経作用薬」といったものもあります。自分の便秘の種類や体調に合わせて、副作用が少なくて済む便秘薬を選びましょう。しかし、便秘の解消・予防には、薬に頼らず、食生活などの生活習慣の改善が一番です。あくまでも最後の手段ということを頭に入れておきましょう。