便秘

子どもにとってもストレス社会!?ストレスを取り除いて便秘の解消を

ストレスが原因で便秘になることはよくあります。そして、それは子どもの便秘にも多くみられます。子どもがストレスをためるというのは、ちょっとピンとこないかもしれませんが、子どもも大人同様、ストレスを感じることはたくさんあります。

家族関係において、叱られたり甘えられなかったりした場合や、学校での友達関係において、喧嘩したり仲間はずれになったりした場合、また、進学・進級・転校・引っ越し・旅行などの環境の変化があった場合など、ささいなことでも子どもは深刻に捉えます。こうしたストレスが便秘を始め、体調不良を引き起こしてしまうのです。

ストレスがあると、交感神経が優位に立ち、自律神経が乱れます。すると、消化酵素の分泌にも悪影響を及ぼし、消化器官の働きが低下してしまうのです。当然腸の働きも低下し、便秘になります。腸の働きは、こうして自律神経によってコントロールされているというわけです。

こうした状況を避けるには、ストレスを取り除いて、リラックスすることが大切です。ストレスがある時とは逆に、リラックス時には副交感神経が優位に立ちます。副交感神経は、血管を広げ、腸の蠕動運動を活発にしてくれます。ストレスによって、消化を妨げ、悪玉菌が増加していた腸内環境を改善してくれるのです。

また、便秘によって便が固くなり、排出する際に痛かったり、腸内に長時間便が留まることで、お腹が張って苦しかったりすると、子どもにとっては、それらが排便への恐怖になったり、ストレスになったりしてしまいます。こうなると悪循環に陥ってしまいますね。

こうしたストレスによる緊張状態が続き、便秘が続くと、慢性の便秘になってしまうので、早めに予防・改善をしてあげることが大切です。ストレスは、聞いてもらうだけでもかなり楽になります。普段からよく子どもの話に耳を傾け、話をすることが一番でしょう。そして、出来るだけストレスの元を改善してあげましょう。

また、簡単に改善できない時は、なるべくリラックスしたり、気分転換が出来る時間を増やすなど、ストレスの軽減を図って、こどもの便秘をストレスから守りましょう。

出すのが苦痛な頑固な便秘には、子どもでも便秘薬で対処をしましょう

子どもの便秘は、まず食事の改善で治すのが一番です。食物繊維と乳酸菌の豊富な、野菜中心の食事で予防・解消しましょう。しかし、長く続くようであれば、ひどくなる前に、食物繊維・乳酸菌オリゴ糖などのサプリメントをプラスして、より排便がスムーズにするのも効果的です。しかし、それでも解消されない頑固な便秘には、やはり便秘薬の力を借りましょう。

子どもはお腹が苦しくなったり、痛くなったりして初めて、便秘ということがわかります。ひどくなった状態だと、便が硬くなってしまっていて、食事やサプリだけではすぐに解消されず、悪化するばかりです。そんな時は、排便自体が困難で、それがさらに恐怖になってしまわぬよう、便秘薬を使用するのが良いでしょう。もちろん子どもには下剤である刺激性の便秘薬はあまり使いたくないものですね。出来れば整腸剤などを使用してください。

具体的に子供によく使用される市販薬としては、マルツエキスが有名です。これは薬というより麦芽糖であり、3歳未満の子どもにも使用出来ます。ビフィズス菌を増やすもので、効き目が優しい分、即効性はあまりないでしょう。整腸剤としては、やはりビフィズス菌を増やすビオフェルミンや、腸内に水分を蓄えて便を柔らかくするミルマグなどがあります。これらは3歳以上であれば使用できます。そして小さいお子様によく使用されるのがいちじく浣腸です。グリセリンという成分によって、腸壁から水分を出して蠕動運動を促し、便を柔らかくします。即効性があるのが特徴です。

また、病院で処方されるものとしては、うんちを柔らかくする酸化マグネシウムや、うんちを押し出すセンノシド、刺激性でも優しい効き目のラキソベロンなどがあります。酸化マグネシウムは市販薬のコーラックやスルーラックにも使用されているもので、ラキソベロンは液状タイプもあるため、子どもには飲みやすいのが特徴です。病院でも、これらの飲み薬が聞かない場合は浣腸が処方されます。

このように、子どもの便秘薬にも色々あります。便秘がひどくなって、排便自体が苦痛になってしまったら、無理させずに使用しましょう。しかし、あくまでも習慣的に使用するものではありません。普段から、栄養バランスの取れた食事と、運動を心掛け、まずはひどい便秘にならないようにすることが大切です。

サプリメントなら乳酸菌!善玉菌を取り入れて悪玉菌をやっつけよう

便秘というのは、片寄った食事・筋力低下・ストレスなど、様々な原因によって、排便が滞った状態をいいます。単にお腹が張る、残便感があるといった不快感のみならず、腸内の滞った便から発生した有毒ガスが血液によって全身に運ばれ、頭痛・肩こり・肌あれといった症状まで引き起こします。便秘に悩む女性は多いことは、毎日のように便秘薬のテレビCMが流れていることでもお分かりでしょう。しかし、腸に刺激を与えるなどして強制的に便を出す便秘薬は、それだけ身体に負担も掛かります。出来れば自然な形で排便を促したいですね。

そこで、人気の高いのがサプリメントです。便秘薬とは違って、腸内環境を正常化することによって、自然な排便を促します。そして、そうしたサプリメントの中でも一番人気なのが、乳酸菌です。乳酸菌というのは、腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして悪玉菌を減らしてくれます。腸内細菌のバランスを整えることで、便秘を解消・予防してくれるのです。

本来であれば、ヨーグルトや乳酸菌飲料、また、みそや漬物といった発酵食品から摂れる乳酸菌ですが、現代の欧米化による食生活では、十分に摂るのはなかなか難しいのです。そこで、それを補うためにサプリメントを利用するのも一つの方法です。手軽に乳酸菌を補給できるので、便秘解消・予防に効果的です。

乳酸菌にも動物性と植物性の2種類がありますが、ヨーグルトやチーズなどに含まれる動物性乳酸菌は、栄養や温度環境に敏感で、死滅しやすいため、身体に入っても、ほとんどが胃酸で無くなってしまいます。ところがみそや漬物に含まれる植物性乳酸菌は、環境によって死滅しにくいため、生きたまま腸に届きます。ですから、サプリメントで補うのは、ラブレ菌などに代表される植物性乳酸菌が良いのです。

生きたまま腸に届く乳酸菌やビフィズス菌が配合されたサプリメントが多いのは、このためです。また、オリゴ糖など、便秘解消に効果的な数種類の乳酸菌を配合したものも多いので、自分に効果的に働くサプリメントを選び、無理なく自然に便秘を解消・予防してみてはいかがでしょう。

食物繊維たっぷりなプルーンはソルビトールも含む便秘解消の王様です

便秘に効く食べ物として一番有名なのは、プルーンなのではないでしょうか。実際、プルーンで便秘が解消する場合は多く、その効果は絶大です。このプルーンというのは、ライムの一種で、生のものもありますが、お店でよく見かけるのはドライプルーンですね。では、何故このプルーンは便秘に効くのでしょう。

それは、プルーンが便秘解消に欠かせない水溶性食物繊維と不溶性食物の両方を含んでいることによります。食物繊維は便量を増やし、排便を促してくれるばかりか、善玉菌のエサとなり、腸内環境を良好に保ってくれます。特に、プルーンはペクチンという水溶性食物繊維を豊富に含んでおり、この働きにより、体内で水分を含んでゲル状になり、便を柔らかくしてくれるのです。さらに、優しく腸を刺激し、便意を促してくれる効果もあります。

プルーンの成分の中で、もうひとつ便秘解消に大きな効果があるのがソルビトールという糖質です。ガムの原料として知られるこのソルビトールは緩下作用が強く、摂り過ぎると下痢になることもあります。消化器官で吸収されにくいため、そのまま大腸に届き、大腸で発酵して腸を刺激します。そのため蠕動運動を活発にし、便意を促すのです。ダイレクトに腸に働きかけるというわけですね。

また、プルーンには便に水分を与えて柔らかくしてくれるマグネシウムや、筋肉収縮作用によって蠕動運動を活発にしてくれるカリウムなども多く含まれています。まさに便秘に効く食べ物ナンバーワンと言るでしょう。しかも、ドライプルーンなら、生のプルーンに比べて食物繊維が5倍、マグネシウムやカリウムも数倍多く含まれています。そのまま気軽に食べられるのも大きな魅力ですね。

ドライプルーンをおやつ代わりにそのまま食べても良いですし、ジュースやジャムといった加工食品で摂るのも良いでしょう。今は様々な加工食品が作られています。自分が摂りやすい形で毎日意識的にプルーンを取り入れ、便秘知らずな快適な毎日を過ごしましょう。

食物繊維は便秘の強い味方!起こり得る便秘を想定して予防しましょう

便秘には食生活が大きく影響しているのはいうまでもありませんが、便秘予防に効果的な栄養素として、食物繊維が挙げられます。一日に20g~30g必要といわれるこの食物繊維は、昔から日本人の食生活において十分に補えるものでした。しかし、最近の欧米化の影響を受けた食生活では、肉や脂が中心となり、食物繊維が極端に不足してしまっているのです。

食物繊維には便量を増やしたり、便を軟らかくする働きがあるため、便秘予防には欠かせません。積極的に食生活に取り入れることを心掛けましょう。この食物繊維にも2種類があり、それぞれに違う働きがあります。

まずひとつは「不溶性食物繊維」です。水に溶けないで、腸にそのままの状態で届きます。腸内細菌の死殻などの老廃物を取り込んで、便量を増やしてくれるため、蠕動運動が活発にしてくれます。また、発癌物質などの有害物質を排出してくれる働きもあります。この水溶性食物繊維は、主に野菜・穀類・イモ類・豆類に多く含まれます。

もうひとつは「水溶性食物繊維」です。水を含んで粘性のグル状となり、食べ物の吸収・移動を緩やかにし、便を軟らかくしてくれます。そして少ない刺激で蠕動運動を促してくれるのです。また、腸内のコレステロールを包み込んで排出してくれる働きもあります。この水溶性食物繊維は、主に海藻・こんにゃく・果物・オクラなどのネバネバの食品に多く含まれます。

この二つのタイプによって、予防してくれる便秘も種類が違ってきます。腸の働きの低下が原因で起こる弛緩性便秘には、便量を増やして腸の働きを活発にする不溶性食物繊維が効果的ですし、ストレスなどが原因で起こる痙攣性便秘には、腸への刺激が少ない水溶性食物繊維が適しています。

まずは自分の生活環境を考え、起こりやすい便秘を予測しながら、自分に合った食物繊維を豊富に食生活に取り入れましょう。便秘予防だけでなく、生活習慣病全般の予防にも効果があるでしょう。

食事も生活も変わってないなら、急な便秘は病気のサイン!?

便秘は、一過性にしろ慢性にしろ、機能性のものが大部分を占めていますが、中には他の病気によって引き起こされている器質性便秘であることも考えられます。そして、この器質性の便秘にも様々なタイプがあります。

過敏性腸症候群や自律神経失調などの、腸神経の異常によるもの・大腸ポリープや大腸癌、子宮内膜症などによる、腸の癒着や狭窄によるもの・子宮筋腫など、腸の周りの臓器の腫瘍などによる圧迫によるもの・潰瘍性大腸炎やクローン病などによる腸の炎症によるもの・その他、甲状腺機能低下症や糖尿病、膠原病などの全身性疾患によるものなど、原因となる病気にも色々あるのです。

こうした病気から便秘になる場合があるのですが、逆の場合も考えられます。便秘になると、腐敗した食物から有毒ガスが発生したり、また食物に含まれている発癌性物質などの有害物質が長く腸内に留まることで、大腸癌などの様々な病気を引き起こすのです。つまり、便秘はあらゆる病気の要因ともなりますし、またあらゆる病気による症状のひとつにもなるというわけです。

便秘というと軽く考えがちで、体質だと済ませてしまいがちですが、決して身体に良い状態ではありませんし、こうした様々な病気が隠れているサインかもしれません。もし急に、ひどい便秘に悩まされたり、便秘が長く続いたり、他にも気になる症状が現れた場合は、早めに病院を受診し、検査や診察を受けましょう。また、病気ではありませんが、妊娠によっても便秘になる場合があります。受診の際は、妊娠の可能性がある旨もきちんと伝えることが大切です。

そして、もし他の病気が原因である器質性の便秘であれば、その原因となっている病気の治療が必要です。どんな病気にしろ、早期の発見と治療はとても大切ですから、定期健診はもちろん、気になった時の早めに受診は何より重要なのです。

便秘に効く食事メニューは何?簡単メニューで便秘解消のコツ

便秘の一番の原因として、欧米化による、肉や脂肪分中心の食生活があります。本来日本人は、野菜中心の理想的な食生活を送っていましたし、実際日本人の体質には、そうした食事が合っているのです。便秘に限らず、現代の生活習慣病のほとんどが、こうした脂肪分の多い食事によるものとされています。

では、便秘解消に効果的な食事メニューとはどんなものかというと、まずは食物繊維が豊富なメニューです。食物繊維を豊富に含む食材としては、海藻類・豆類・イモ類・穀類・キノコ類・野菜などがあります。その他には、ヨーグルトやオリゴ糖、また、不溶性食物繊維が豊富なオリーブオイルなどが挙げられます。つまり、こうした食材を組み合わせ、いかにたくさん摂れるかがポイントなのです。

例えば「主食のご飯を玄米や胚芽米にする」、「ハンバーグをおからハンバーグにする」、「野菜はたっぷり放り込んで汁ものにする」、「ひじきやキノコ、豆、イモはご飯と炊きこむ」など、いかに美味しく無理なく取り入れるかを楽しみながらメニューを考えてみましょう。野菜は煮たり炒めたりと、火を通した方がたくさん摂れますし、調理に使う油はオリーブオイルを代用するのも良いでしょう。また、おやつにはフルーツやヨーグルト、砂糖はオリゴ糖を代用するなどの工夫もおすすめです。

しかし、食物繊維だけを摂れば良いというわけではありません。同時に、整腸作用のある食材もプラスしてみましょう。整腸作用のある食材としては、有名なリンゴやにんにくの他、納豆やおくらなどのネバネバしたもの、また、キムチや漬物などの発行食品です。どれも料理の中に簡単に取り入れられ、活躍の頻度が高いものばかりですね。納豆・おくら・キムチなどは、全部一緒に混ぜて、ごはんにかけるだけで美味しく食べられるでしょう。気軽に簡単に、こうしたメニューを楽しんでください。

食材からもお分かりのように、理想的な便秘解消メニューは、やはり和食が中心といえるでしょう。主菜、副菜、ごはんをバランス良く食べることで、これらの食材の栄養もさらに活かされます。是非昔ながらの日本の食卓を参考にして、野菜中心の、食物繊維が豊富な食事を摂るよう心掛けましょう。便秘の解消だけでなく、生活習慣病全般に効果が期待されるでしょう。

朝の便秘体操で便秘とサヨナラ・・・無理せず毎日寝たまま体操

便秘を解消するには、生活習慣の改善が最も重要です。その大きな柱として、「バランスの取れた食生活」と「適度な運動」があります。この2つを同時に行ってこそ、両方の効果もアップするのです。特に、腸が活発に動き出し、便意を感じやすい朝に、軽い体操をし、しっかり朝食を摂ることで、毎朝の排便習慣を付けましょう。もちろんそれには時間に余裕を持って早起きする事も必要で、それが早寝早起きという生活習慣の改善にもつながります。

排便は腹圧によってなされます。腹筋が弱いと弛緩性便秘になるのです。ですから便秘に効く体操としては、腹筋を鍛えることが第一の目的です。それに加えて、便意を感じることを目的とします。さらに、運動をすることで、血行を良くし、自律神経の働きを良くすることからも、間接的に便秘解消に効果を発揮します。

では、具体的にどんな体操が便秘に効果があるかというと、まず朝目覚めた時に、寝たまま行えることが抜群の条件となります。うつ伏せに寝た状態で、手を顔の下に起き、膝を伸ばして交互にゆっくり上下させます。水泳のバタ足です。これを左右10回ほど繰り返しましょう。次に、同じ体勢のまま、今度は膝を曲げてかかとでお尻を叩きましょう。これも左右交互に各20回ほど行ってください。

次に、今度は仰向けになってください。両手を身体の脇に置いて、膝を伸ばしたまま足を少し持ちあげて5~10秒キープします。これを5回ほど繰り返して下さい。(この腹筋体操は、座った状態で、足を伸ばしたV字で行ってもOKです。)次は両手を横に広げ、膝を立てた状態で、床に付くまで左右に足を倒し15秒ほどキープします。つまり腰をひねる体操ですね。これを左右交互に20回ほど行いましょう。

これらの体操を一連で毎朝布団の中で行っても、ほんの数分で済みます。是非習慣付けていただければと思います。もちろんこの他にも便秘に効く体操はあります。仰向けの状態で手を頭の後ろで組み、上体を起こしてつま先を覗き込みます。首だけを動かさないよう気を付けながら、10回ほど繰り返します。また、正座をしたまま後ろに倒れた状態で、しばらくお腹を伸ばします。次に、今度は体育座りの状態で後ろに倒れ、両足を抱えてお腹を丸めます。両方の姿勢を1分位ずつキープすれば十分でしょう。

時間のある時など、こうした運動を自分に無理なく組み合わせて行えば良いのです。朝にこだわってプレッシャーに思う必要もないですし、無理な日はサボっても大丈夫。食生活の改善などと共に、リラックスしながら実践してみてください。

ダイエットと便秘の悪循環を避けるには食物繊維が強い味方です!

ダイエットをしている女性はとても多いと思います。スマートな身体は女性にとっては憧れですね。しかし、ダイエット中の女性に多いのが便秘です。また、便秘の女性の中には、食べるのを我慢してもなかなか痩せないと嘆かれる方も多いのではないでしょうか。便秘とダイエットには、実は大きな関係があるのです。

では、何故ダイエット中の女性に便秘が多いのかというと、それは食べる量が少ないために、腸の働きが低下するからです。食物が消化されてくることで、腸は蠕動運動を開始します。ところが、食物の量が少ないと、この運動が起こらずに、腸の働きは低下してしまうのです。

腸は、食べ物の栄養分を吸収し、余分な脂肪や水分といった老廃物を排出する働きを持っています。この腸の代謝機能が衰えることによって、全身の代謝が悪くなります。そのため老廃物を溜めこみやすく、脂肪が燃えにくい身体になってしまうのです。つまり、太りやすく痩せにくくなってしまうわけですね。このため、便秘の女性はなかなか痩せないということになり、ダイエットと便秘の悪循環に陥ってしまうのです。

また、腸に便が長時間溜まることで、悪玉菌が増え、有毒ガスが発生すると、もちろんお腹が張ってポッコリ出てしまいます。これはダイエット中の女性にはとても気になるものですね。さらにこの有毒ガスは、腸壁から血液を通して身体中を巡り、肌荒れや頭痛、肩こりなども引き起こしてしまうので、女性にとっては大敵なのです。もちろん血行も悪くなるため、むくみやたるみなどの原因にもなります。

では、このようなダイエットを邪魔する便秘にはどのように対処すれば良いのでしょうか。まず一番は、食物繊維を豊富に摂ることです。食物繊維の豊富な野菜をたっぷり摂りましょう。ある程度食べることも、腸の働きを活発にし、全身の代謝を高めるために必要です。特に、こんにゃく、寒天キノコ類などは、低カロリーながらも食物繊維が豊富で、便の量を増やし、腸の働きを活発にしてくれるダイエットにはもってこいの食品です。こうした食材をたっぷり取り入れて、なるべく栄養バランスの取れた食事をすることが、かえってダイエットを効果的にするでしょう。

また、食物繊維だけでなく、水分も意識的にたっぷり摂ることで、便を柔らかくし、腸の働きを良くします。代謝機能を活発にするにも水分は欠かせないので、十分に摂ってください。そして、是非脂肪を燃焼しやすくするために、有酸素運動であるウォーキングなどを習慣付けることもおすすめです。筋力が付き、腸の働きも活発になりますし、腹筋が強くなれば、便秘の解消にもなります。ダイエットと便秘の両方に効果的なのです。

ダイエットのために便秘になり、便秘のためにダイエットが失敗しないよう、栄養バランスの取れた食事と適度な運動で、健康的に効率良くダイエットを進めていきましょう。

意外!・・骨盤の変形やズレが便秘の原因になっているのです

食生活などの生活習慣が原因とされる便秘ですが、実は意外なモノも原因に挙げられています。それは、骨盤の変形やズレです。骨盤というのは、腸骨・仙骨・坐骨・恥骨・鼻骨から成り立っていて、本来キレイなハート型をしています。股関節と繋がっていて、上半身と下半身を支える身体の支柱の役割を果たしています。ですから身体の中心に位置し、かなりな強度を保っているのです。

この強い骨も歪みを起こすことがあり、するとバランスを取るために負担が掛かり、変形やズレが生じるのです。身体にとって重要な支えである骨盤が変形やズレを起こすと、様々な弊害が出るのは明らかですね。その一つが便秘なのです。骨盤の変形は仙骨によって起こることが多いのですが、するともちろん全体にズレが生じます。便秘に一番影響があるのは腸骨です。

腸骨というのは、腸が乗っかっている骨なのです。土台が変形やズレを起こすことで、腸を支えられなくなります。腸に悪影響が起きるのは当然ですね。そのために便秘が起こるのです。また、骨盤の変形やズレによって、骨盤内の臓器の血管も圧迫されます。特に女性は骨盤内に子宮や卵巣があるため、この影響が大きいのです。この圧迫による血行障害は、便秘ばかりでなく、生理痛など婦人病の原因ともなりますし、もちろん全身にも弊害が生じてくるでしょう。

では何故、こうした骨盤の変形やズレが生じるのかというと、一番の原因は姿勢です。本来強い骨である骨盤が歪むのですから、長年の姿勢の悪さによって少しずつ生じるのです。ですから、姿勢を正すだけでも便秘対策になりますし、内臓に負担を掛けないことによって、全身の健康維持に繋がります。また、腹筋などの筋力の低下によっても骨盤の変形やズレは起きやすくなります。筋力を鍛えることで、骨盤の歪み防止、更には直腸性便秘にも効果があるでしょう。

では、変形やズレを起こしてしまっている場合は、姿勢を正し、筋力を鍛える他、毎日簡単な運動で改善できるので、やってみてください。まず仰向けに寝て、膝を軽く曲げ、立てます。立てた膝をそのまま床に就くまで左に倒し、30秒キープしてください。次に同様に右に倒して30秒。これを交互にやるだけです。数回で良いので、毎日リラックスしながら続けてください。真っすぐキレイな骨盤を取り戻し、不快な便秘を解消しましょう。

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