便秘

日本人の主食・穀類は、便秘解消の優等生だった!

昔から日本人の食卓には欠かせなかった穀類。実はこの穀類中心の食事こそが、便秘によく効く食事だったのです。お米には食物繊維が豊富に含まれています。玄米の皮の部分には食物繊維が非常に多く含まれていますし、胚芽部分にはビタミンやミネラルが豊富なので、精米されていないほど栄養価が高く、便秘への効果もあります。

また、胚乳部分のデンプンは、脳・神経系の唯一のエネルギーとなりますし、糊米層にはたんぱく質が含まれます。さらにフィチン酸という成分には、有害物質を体外に排出する働きもあります。また、玄米には身体を温める効果もあるので、便秘の要因ともなる冷えも防止し、免疫力もアップさせる効果があります。このように、穀類には、便秘解消だけでなく、あらゆる生活習慣病に効果があるといえるでしょう。

穀類に豊富に含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維です。溶けずに水分を吸収して便を柔らかく、便量を増やしてくれます。そのため腸の蠕動運動を促進し、便秘が解消されるというわけですね。また、胃で水分を吸って膨張するため、満腹感を得られるという、嬉しいメリットもあります。消化酵素でも分解されない食物繊維は、腸内に残った食べ物のカスをからめとって、有害物質を排出してくれます。果物や野菜などを食べる時にわかるあのスジのようなものがまさにこの食物繊維であり、こうした大切な役割を担ってくれるのです。

穀類には米の他にもいろいろありますが、とうもろこしはコーンフレークやポップコーンなどでも手軽に摂れますし、日本そばも簡単に食べられますね。また、胚芽玄米には米の10倍近くもの食物繊維が含まれていますから、お米と一緒に炊くようにすると、毎日豊富に食物繊維が摂れるのではないでしょうか。その他にも、オートミールやオールブランなども食物繊維が豊富なので、忙しい方の朝食などにおすすめです。

日本食中心の食生活を心掛け、毎日穀類をたっぷり食卓に取り入れてください。パンが良いなら全粒粉やファイバーブレッド、お米から作ったものを選んだり、麺類を食べる時はそばにするなど、少しの工夫で上手に穀類の力を活かして、便秘だけでなく、全身の健康と美容に役立てましょう。

美容に大敵な便秘の解消は生活習慣の改善で!

便秘が美容に悪いということは、誰でもなんとなくご存知だと思いますが、それは何故でしょうか。便秘になると、腸の代謝は悪くなります。すると、全身の代謝が悪くなり、排出されるべき脂肪や水分などの老廃物が排出されにくくなってしまいまいます。腸というのは、脳からの指令を受けずに自ら動いていて、食べ物の栄養分を吸収し、不要な物を排出する働きをしているのです。つまり、身体全体の健康をコントロールしているわけですね。

このような代謝の悪さから老廃物を溜めこむと、太りやすいばかりか、むくみやたるみの原因にもなります。これが便秘が美容に悪いといわれる最大の原因ではないでしょうか。老化にもつながる、女性には深刻な問題だといえるでしょう。

また、便秘によって腸に便が長時間溜まると、悪玉菌が増え、有毒ガスが発生します。この有毒ガスは、腸壁から血液のながれに乗って全身を巡ります。すると、肌荒れ・にきび・頭痛・肩こりといった全身の症状を引き起こします。特に有毒ガスが肌にあらわれる肌荒れやにきびは、女性の美容にとっては大敵ですね。

もちろん腸内に有毒ガスが溜まると、当然お腹が張り、お腹がポッコリと出てしまいます。こうした症状も、スタイルを気にする女性にとっては大変気になる問題でしょう。このように、便秘は女性の美容にとって、百害あって一利なしなのです。

こうした便秘の悪影響を受けないためにも、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。特に、便の量を増やし、便を柔らかくしてくれる食物繊維や、腸内環境を良好に保ってくれる乳酸菌などをたっぷり摂って、腸の働きを活発にしましょう。腸が元気であれば、全身が元気であり、もちろん健康と美容に最適な状態になります。

そして、便秘の要因ともなるストレスも溜めこまないようにしましょう。ストレスが溜まると、自律神経が乱れ、腸の働きが低下します。ストレスの原因を取り除いたり、気分転換でリラックスを図ることで、ストレスを軽減することが大切なのです。

生活習慣を改善して、美容に大敵な便秘を予防・解消し、美容のみならず、健康にとっても最高の状態を心掛けましょう。

大腸には毒がある!?悪玉菌の増殖による有毒物質の悪影響とは

大腸の毒というものをご存知でしょうか。腸内細菌である悪玉菌が発生させる有毒物質の事です。この毒は、腸から血液を通して全身に回ります。そして肌荒れや肩こり、頭痛などを引き起こすやっかいなものなのです。では、この毒はどのように発生するのでしょうか。

まず、人間の腸には常に莫大な種類と数の腸内細菌があり、善玉菌と悪玉菌に分かれます。善玉菌というのは、ビフィズス菌や乳酸菌の名で良く知られる通り、腸内を酸性に保ち、外からの有害物質を抑制し、免疫力を高めてくれる頼もしい味方です。健康な腸では悪玉菌を抑制して優位に立っているため、便も正常な状態です。

しかし、野菜不足で肉中心の食事を続けていると、食物繊維が足りず、たんぱく質や脂質を好む悪玉菌がどんどん増殖してしまいます。すると善玉菌より優位に立ってしまい、様々な弊害が生じてくるのです。まず、大腸菌・ウェルシュ菌・ブドウ球菌などに代表される悪玉菌は、たんぱく質を分解して硫化水素・フェノール・アンモニアなどの有毒物質を作り出します。こうした有毒物質は、腸内をアルカリ性にして、免疫力も低下させてしまいます。

悪玉菌によって腸の活動が弱まると、便が腸内に長く溜まり、さらにその溜まった便をエサに悪玉菌が増殖するという、悪循環に陥ってしまうのです。この悪玉菌の増殖によって便秘や下痢を引き起こすのですが、便秘になると毒素が溜まるのはもちろんのこと、下痢になっても毒を含んだ便は溜まったままになります。こうした便の腐敗が進むと、毒はどんどん体内に流れ、さらに腸内において発がん物質となる場合もあります。大腸の毒は決して侮れないというわけです。

付け加えると、この毒は、意外なことにストレスによって発生することも多いのです。ストレスによって自律神経が乱れると、胃酸の分泌が低下します。すると、食物の細菌の殺菌が不十分なまま腸へ運ばれます。つまり悪玉菌が退治できない状態で腸に到達するため、腸内の悪玉菌が増えてしまうのです。

こうした悪玉菌による毒の発生は、前途の通り、全身に影響を及ぼし、生活習慣病の元となる油断ならないものです。普段から野菜中心の食事を心掛け、生活習慣を改善して、腸内細菌のバランスを整えるとともに、環境改善によって、ストレスの軽減をすることも大切なのです。

小麦よりやっぱりお米?小麦粉が便秘になりやすいってホント?

穀物には食物繊維が多く便秘に用食べ物に挙げられますが、小麦はどうでしょう。小麦には表皮・胚乳・胚芽の3つの部分がありますが、栄養バランスがあり、食物繊維を含む部分は胚芽です。整腸作用もあるので、便秘にも良いといえるでしょう。しかし、一般に使われる小麦粉の成分は、小麦の83%を占めている胚乳部分です。この胚乳部分は糖質とたんぱく質で出来ていて、食物繊維はありません。

しかも、小麦はそもそも日本人の腸にはあまり合わないため、消化しにくく、長い時間腸に留まってしまいます。ですから小麦は便秘によくない食べ物に挙げられるのです。小麦は小麦粉など、ほとんどが精製食品として摂られるものですね。人間の体は、本来、自然界に存在するものしかうまく消化・代謝が出来ないものです。そうしたことも、小麦が良くない理由のひとつでしょう。

また、小麦は油と一緒に摂ると、ただでさえ消化されにくく未消化のものが、さらに腸に張り付いてしまうのです。ですから油と共に調理したものなどや、油ものと一緒に食べる時には、特に便秘に注意が必要となります。

また、小麦に含まれるグルテンという成分は、小腸の繊毛にダメージを与えるなど、消化器系には良くないとされていますし、米などの他の穀類に比べて、身体を冷やすという欠点もあります。冷えは便秘の要因ともなりますから、やはり便秘には悪い食べ物だと言えるでしょう。

皆さんもよくご存じのように、小麦はパン・うどん・中華めん・菓子・パスタ・ビール・そうめん・マカロニ・餃子、シューマイの皮・フライの衣・・など、私達の食生活には欠かせないものになっていますね。もちろんこうした料理を美味しくいただくことは構いません。

しかし、出来ればパンよりご飯を中心とし、肉や脂より野菜などをたっぷり食べることで、食物繊維を十分に摂り、便秘にならない食生活を心掛けましょう。

便秘解消にツボ押し 生活習慣の改善にプラスして相乗効果を!

便秘というのは生活習慣病のひとつともいえます。他の病気が原因である場合を除いて、そのほとんどが食生活の偏りや運動不足、ストレスなど、生活習慣によって引き起こされているのです。ですから、便秘を改善するには、まず生活習慣の改善が必要となります。規則正しい生活に、バランスの取れた食事、適度な運動、そしてストレスの軽減の4つが便秘解消、さらには生活習慣病全般の予防や改善につながります。

しかし、その効果を上げるために、ツボ押しの力を借りるというのもひとつの手ではないでしょうか。ツボというのは、東洋医学における、身体中にある経路という気血上の点で、経穴といいます。関節に沿って身体中に点在しているものなのです。場所によって様々な症状の改善を促すといわれるものですね。このツボを刺激する指圧や鍼・灸はかなり人気が高い治療法です。

このツボにももちろん便秘に効くツボというものがあります。その中でも有名なものに、天枢(てんすう)というツボがあります。これはおへそから指2本分外側にいった両側にあります。このツボは排便を促進することで、便秘の解消を促します。他には大巨(だいこ)というツボがあり、これは天枢からさらに指2本分下にいったところにあります。このツボは消化器官全般の改善の効果があります。そしてもうひとつ便秘のツボとして有名なのが、三里(さんり)です。足の膝のお皿の下から指4本分下にいったところにあります。このツボはお腹の病気全般に効果があります。

これら3つのツボの他にも、間使(かんし)というツボは、手首の横じわから指4本分離れた腕の内側にあり、腸の蠕動運動を活発にする効果があります。また、同じく蠕動運動を活発にするツボとして、手のひらの小指の下側から手首のしわまでいったところにある神門(しんもん)というツボもあります。また、背骨の下のへこみの両側にある腎兪(じんゆ)や、そのそばの大腸愈(だいちょうゆ)、小腸愈(しょうちょうゆ)なども便秘に効くとされています。

これらのツボの押し方は、基本親指などの指で行います。「痛いけど気持ちが良い」といった強さがベストで、あまり強く押すのは良くありません。そして、息を吐きながら4秒間で押し、次に吸いながら4秒間で力を抜きます。この動作を5~10回ほど繰り返すのが理想です。

そして大切なのは、お風呂上りや寝る前など、血行が良く、リラックスしている時に行うことです。身体が緊張状態の時にやっても効果はあまりありません。特に便秘は、ストレスも大きな要因です。身体も気持ちもリラックスしている時に行うことこそ、相乗効果が増し、ツボ押しによる効果も大きくなるのです。

もちろん、ツボ押しだけで便秘が治るということではありません。食物繊維や乳酸菌をたっぷり摂って、バランスの良い食生活をすることが何より大切なのは言うまでもないでしょう。まずは生活習慣の改善を。そして、加えてツボ押しをすることで、効果的に便秘解消をするのが良いでしょう。

腸を元気にして若返り!?便秘解消で老化も予防!

便秘に悩む女性はとても多いものですね。便秘はそれ自体が不快なものですが、さらに便秘によって肌荒れや老化といった悪影響まで表れます。女性にとっては大敵なものでしょう。出来れば便秘知らずの健康な身体を保ちたいものですよね。では、何故便秘によって肌荒れや老化といった悪影響が表れるのでしょうか。

便秘になると、腸内に便が長時間溜まり、悪玉菌が増殖し、有毒ガスを発生させます。この有毒ガスは、腸壁から血液を通じて全身を巡ってしまいます。すると、肌荒れや頭痛、肩こりといった老化に繋がる症状が起こってしまうのです。つまり、腸は身体全体の健康をコントロールしているのです。

腸は脳からの命令を受けることなく自ら働き、食べ物の栄養分を吸収し、不要物を外に排出します。この代謝機能が全身に影響を及ばしているのです。便秘によって腸の代謝が悪くなると、身体全体の代謝が悪くなり、老化傾向に陥ります。ですから、腸を活発化することで、若返りの効果があるというわけです。

腸を活発化するには、食物繊維乳酸菌がたっぷりな食事が第一です。栄養バランスのとれた食事を規則正しく摂ることが、便秘、強いては若返りに効果を発揮します。また、加えて適度な運動によって筋力を鍛えることも、脂肪燃焼によって代謝を良くするため、便秘・肥満・老化の予防に効果的です。

そして、もうひとつ大切なのがストレスの軽減です。ストレスによって自律神経が乱れると、交感神経が優位に立ち、腸の働きも低下します。なるべくストレスを軽減し、心身ともにリラックス状態にすることで、副交感神経を優位にし、腸の働きを活発にしましょう。

このように、「栄養バランスの取れた食事」、「適度な運動」、「ストレスの軽減」によって、腸の働きを活発にすることで、全身の健康と美容を保ちましょう。元気な腸で、便秘・老化を予防し、若返りの効果を発揮出来ることでしょう。

海藻のヌルヌルで便の滑りをよくしよう!健康と美容に海藻類を

寒天が便秘に効くのは、寒天が天草という海藻から出来ているからです。この天草に限らず、ひじき・わかめ・昆布・のりなどの海藻類は、食物繊維がたっぷり含まれているため、便秘にとても良く効くのです。海藻類には特に水溶性食物繊維が豊富です。海藻のヌルヌルでおわかりのように、体内に入るとグル状になって便の滑りを良くします。また、脂肪やコレステロールなどの有害物質も取り込んで排出してくれるのです。

特に、この水溶性食物繊維であるアルギン酸は、大腸の働きを活発にしてくれる他、血圧を上げる効果もありますし、フコダインは、有害物質を除去して腸内の善玉菌を増やしてくれる他、肝機能を向上する効果もあります。さらに水溶性食物繊維は、消化吸収を遅らせる働きがあるため、血糖値の上昇を抑える効果もあります。こうした様々な働きは、便秘だけでなく、あらゆる生活習慣病の予防・解消にもつながるでしょう。

また海藻類には、不溶性食物繊維であるセルロースも含まれており、便量を増やしたり、便を柔らかくするといった効果もあります。さらにマグネシウムなどのミネラル・ビタミン・カリウムなども豊富に含まれているので、腸の蠕動運動を活発にするばかりでなく、全身の健康にもかなりな効果を発揮するといえます。こうした栄養素が豊富であるのに、カロリーがほとんどないというには、女性にとって大変嬉しいメリットではないでしょうか。

この海藻類は、油と一緒に摂ることによって、栄養素の吸収力がさらにアップします。油自体も便を通りやすくする大切な便秘解消食品ですから、併せて摂って、相乗効果を狙いましょう。ビタミンCとも同様の相乗効果があるので、野菜や果物との食べ合わせも良いですね。こうした色々な栄養素を含む海藻類ですから、その効果も優しく広いため、弛緩性便秘・直腸性便秘・痙攣性便秘と、比較的どんな種類の便秘にも効くので、積極的に取り入れたいところです。

この海藻類の摂り方としては、まずお手本は和食でしょう。昔ながらの日本の食卓には、海藻類が豊富に使われていました。こんぶでだしを取ったわかめの味噌汁、ひじきの煮物、焼き海苔など、調理済みの食材などを利用しながら、手軽に毎日の食卓に取り入れてみてください。便秘はもとより、様々な生活習慣病を予防・解消し、健康と美容を保ちましょう。

若い頃はそうでもなかったのに・・最近やたらべんぴがちなのはなぜ?

便秘というと、若い女性のイメージがありますが、実は加齢と共に便秘になるという方も多く、お年寄りでは定番の悩みともなっています。何故加齢によって便秘になってしまうのでしょうか。それは、主に筋力の低下によります。この筋力の低下というのは、腹筋などの身体の表面のものだけに限らず、胃腸などの身体の内臓の筋力も含みます。

加齢によって、当然ながら胃腸の機能は低下します。もちろん大腸の筋力も衰えるため、蠕動運動が弱まり、その結果、便が腸内に長時間滞留してしまいます。このため水分がなくなり、便が硬くなってしまうのです。いわゆる弛緩性便秘です。もともと女性や子供など、筋力の弱い場合に起きるこの便秘は、高齢者にも多いのです。

また、高齢になるとともに、腸内の善玉菌が減り、悪玉菌が増えることも加齢による便秘の要因となります。悪玉菌は有害物質を作り、便秘を引き起こすのです。これは胃腸機能の低下のひとつでもあります。そしてまた、高齢になると、どうしても薬を常用する方が増えてきます。常用薬の副作用によって便秘を引き起こしている場合も意外に多いものなのです。

さらに、加齢と共に食事の量も減りがちですし、つい消化の良い食べ物を選びがちになります。すると食物繊維も少なくなり、さらに水分を摂ることも少なくなることからも、便秘になりがちになってしまいます。

そして、加齢によって起こる便秘の原因として運動不足も外せません。高齢になると、どうしても運動量が低下してしまいますが、それも筋力の低下を招く悪循環となります 。特に腹筋力の低下は、ダイレクトに排便困難となってしまいます。これらの理由から、加齢による便秘が起こりやすいのです。

通常は、ひどい便秘になると便秘薬に頼りがちになりますが、便秘薬というのは体力の低下を招きます。原因自体が体力の低下である加齢性の便秘にはあまり良くはありません。出来るだけ食物繊維の豊富な食事を心掛け、またウォーキングや腹筋などの運動を毎日無理なく続けるなど、生活習慣の改善によって症状を軽減させましょう。加齢による慢性の便秘には、それに勝る薬はないのです。

学校では恥ずかしくてトイレに行けない・・我慢が便秘の要因です

子どもの便秘には、うんちを我慢してしまうことが原因となっていることがよくあります。うんちが硬くて、排便時に痛いために我慢してしまうというケースもありますが、もうひとつよくあるケースとしては、トイレに行くのが恥ずかしいという理由で我慢してしまう場合です。

集団生活をしている子どもたちにとって、昼間は学校で過ごす時間が長いですから、当然便意を催すこともあるでしょう。しかし、冷やかされるかもしれないと思ったり、まして授業中に行きたくなっても、恥ずかしくてなかなか言い出せないものです。

しかし、このように便意をいつも我慢してしまうと、そのうち便意自体を感じなくなってしまい、慢性の便秘になってしまいます。人間は、食べ物が体内に入ると、胃が刺激され、腸の蠕動運動が促されます。すると、排便しなさいという命令が、大脳に伝わって、便意を感じるのです。こうした胃・結腸反射によって排便をするしくみが成り立っています。

ですが、この命令を無視し続けて、便意を我慢していると、そのうち命令が送られなくなってしまい、便意を感じなくなってしまうのです。これではさらに便秘がひどくなってしまいますね。しかも、便意を我慢していると、腸の中に便が長時間留まり、便がさらに硬くなるばかりか、悪玉菌が増加し、有毒ガスを発生させていまいます。

この有毒ガスは、腸壁から血液を通して全身を巡るため、健康を妨げる結果になってしまうのです。成長過程の子どもにとっては、大人以上に避けたい状態ですね。こうした状態にならないためには、家に居る時間にキチンとうんちが出来る排便リズムを作ってあげることが大切です。

それには、規則正しい生活と、バランスの取れた食生活が基本です。毎朝時間に余裕を持って起き、キチンと朝食を食べて、排便を促しましょう。こうした排便のリズムを作ることで、毎日元気に学校生活を送れるでしょう。

マッサージは便秘以外にも赤ちゃんは大きな効果があります

赤ちゃんの便秘解消には、母乳やミルクの量を見直したり、離乳食食物繊維を取り入れたり、何より水分を十分に与えることが最良の方法ですが、他にも効果的な方法があります。便秘の要因には、食事だけでなく、運動不足やストレスも挙げられます。そして、それらを一気に補ってくれる方法がマッサージなのです。

お母さんが優しくマッサージしてあげることで、赤ちゃんは安心します。お互いに触れ合うことで、リラックスし、お母さんと赤ちゃんの両方に良い影響を与えるのです。愛情あるスキンシップは、何より心地よい刺激となり、自律神経を整えて、便秘にも大変効果的でしょう。

具体的な方法としては、おへそを中心に時計回りでのの字を描くように撫でます。この時計回りにも意味があり、うんちが移動していく方向なのです。同じくうんちが移動していく方向を考えると、横腹や背中を上から下にさすってあげるのも効果的です。また、おしり回り、特に肛門の上あたりをマッサージするのも、便意を促しやすいのでおすすめです。

また、両足を持って左右交互に動かしたり、足の付け根から下に向かって撫で下ろすようにマッサージするのも良いでしょう。便秘には、こうして下半身を中心にマッサージすることが効果的なのです。しかし、こうしたマッサージをすることは、便秘だけでなく、赤ちゃんの発育にも大きな力を発揮します。動けない赤ちゃんにとっては、運動不足の解消になるばかりか、ストレスの解消にもなるからです。

しかも、お母さんに優しく撫でてもらうことで、愛情を感じ、心身ともに満たされます。そして、赤ちゃんが喜ぶことで、お母さんにもストレスや育児疲れの軽減にもなるでしょう。お風呂上りなどの血行の良い時を利用して、親子共々、リラックスしながらマッサージタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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