便秘

不快な便秘症状残便感はいきみが原因!便秘解消でスッキリしましょう

便秘と一言で言っても、その症状は人によって違います。便が固いという症状や、何日も出ないという症状などが多いのですが、意外に多いのが残便感があるという症状です。これも立派な便秘の症状の一つなのです。残便感というのは、文字通り便が残っている感じです。便を出したのにまだ残っている感じがあるのはとても不快なことですね。

この残便感を感じる場合は二通りあり、実際にまだ便が残っている場合と、残っていないのに、残っているように感じる場合です。どちらの場合も便秘には違いありませんが、問題が大きいのは後者です。この場合、一番多いケースとして、直腸瘤が考えられます。いきむことで直腸がうっ血し、炎症を起こした結果です。この直腸瘤があることで、便があるように感じるのです。

こうした残便感の症状は、ストレスが原因の痙攣性便秘でも起こりますが、最も多いのが直腸性便秘です。腸の働きには問題が無い場合が多く、便意を我慢することで固くなって出にくかったり、腹筋が弱かったりすることが原因なのです。いきんでも出ない排便障害を伴います。

本来便を出すときは、骨盤底筋がゆるんで、肛門と角度が会うことで、今度は肛門がゆるんで便を出します。しかし、何らかの原因で骨盤底筋が緊張したままゆるまないために、いきんでも便が出てくれないのです。こうした排便障害と残便感がある場合は、排便時になるべく前傾姿勢を取ることと、腹筋を鍛えて腹圧で出すことを心掛けましょう。なるべく無理にいきまないことが、悪化させない秘訣です。

もちろん根本的には便秘を解消することが需要です。それには食物繊維や乳酸菌、そして水分をたっぷり摂って、便を少しでも出しやすい状態にするだけでなく、食生活などの生活習慣の改善や、ストレスを軽減するための環境改善などが大切です。心身ともに健康を保つことこそ、残便感の無い快適な毎日を送る何よりの方法なのです。

頑固な便秘には最後の手段の便秘薬?まずはその種類を知りましょう

食生活の改善や、サプリメントの利用でもなかなか治らない便秘には、やはり便秘薬で解消するのが良いでしょう。我慢してそれがストレスになってしまっては、さらに便秘がひどくなる悪循環を引き起こしてしまいます。そうなる前に薬の力を借りるのも一案です。それでは、まず便秘薬の種類についてご説明しましょう。便秘薬は塩類下剤・膨張性下剤・浸潤性下剤・糖類下剤・刺激性下剤の5種類に分けられます。

まず最初に「塩類下剤」です。これは腸内に高浸透圧性物質を入れることで便の水分量を保ち、蠕動運動を活発にします。成分としては水酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムがあり、即効性がポイントの便秘薬です。次に「膨張性下剤」です。これは水分を吸収することで便を柔らかくし、便のカサを増やします。それによって腸を刺激し、排便を促します。成分としてはバルコーゼなどがあります。

次に「浸潤性下剤」です。これは、海面活性剤であり、便の表面張力を低下させることで、便を通過しやすい状態にします。成分としてはバルコゾルなどがあります。次に「糖類下剤」です。これは便を酸性化し、浸透圧を上昇させることで蠕動運動を活発にして排便を促します。成分としてはモニラックがあります。そして最後に「刺激性下剤」です。これは、腸壁を直接刺激することで、排便を促します。成分にはアロエ・センナ・大黄があります。

また、これらの他に、自律神経に作用し、腸の蠕動運動をコントロールする働きの、「自律神経作用薬」といったものもあります。自分の便秘の種類や体調に合わせて、副作用が少なくて済む便秘薬を選びましょう。しかし、便秘の解消・予防には、薬に頼らず、食生活などの生活習慣の改善が一番です。あくまでも最後の手段ということを頭に入れておきましょう。

妊娠中の便秘には栄養バランスの取れた食事が何より大事です

妊娠初期の女性の40~50%が便秘になるといわれるほど、妊娠中に便秘で悩まされる女性は非常に多いものです。これは、妊娠時期に大量に分泌される黄体ホルモンの影響が大きいのです。この黄体ホルモンは妊娠時に子宮の収縮を抑えてくれる大切なものですが、同時に腸の筋肉の働きも抑制してしまうため、蠕動運動が低下し、便秘を引き起こしてしまうのです。

また、妊娠中には、身体が水分を溜めこもうとするため、腸からも水分を奪ってしまいます。すると、腸内の水分不足から便が硬くなってしまい、さらに排出しにくくなるため、便秘に拍車を掛けるのです。さらに、子宮が大きくなるにつれて、腸を圧迫することからも、便秘が起こりやすくなってきます。

こうした妊娠中の便秘を防ぐためには、まず食物繊維をたっぷり摂って、腸の働きを活発にしましょう。穀類豆類イモ類・根菜類・海藻類キノコ類などを豊富に取り入れた食事を心掛け、便の量を増やし、蠕動運動を促して、不要物と共に排出させることが大切です。さらにヨーグルトや発酵食品などから、腸内環境を良くする乳酸菌も十分に摂りましょう。

そして、水分をたっぷり摂ることも忘れてはなりません。出来ればマグネシウムなどを豊富に含む硬度の高いミネラルウォーターがより効果的ですが、もちろん普通の水でも良いですし、水が飲みにくいのであれば、お茶や果汁でも良いでしょう。また、食事にスープや汁ものを多く取り入れるのも効果的です。

妊娠中はストレスも溜まりがちですし、いきむのが怖かったりと、便秘の要因がたくさんあります。普段以上に食事に気を付け、健康的に便秘対策をしていきましょう。そして、もし長く改善されないようであれば、便秘のストレスが悪影響を及ぼさぬよう、医師に相談して、適切な処置を仰いでください。

便秘便秘というけれど・・その正体とは!?

誰もが一度は経験したことがあるであろう便秘。特に女性の場合は、便秘が当たり前のようになっている方もいらっしゃるでしょう。数多くのCMが物語っているように、便秘に悩む方は驚くほど多いのです。しかし、便秘であるかないかは、人によってその判断も違ってきます。

そもそも便秘というのは、「排便の回数が少ない」、「便の量が少ない」、「便が硬い」、「排便困難」、「残便感やお腹の張り」などの症状がみられる状態です。ご覧のように、これらは不快感を伴う症状ばかりですが、この不快感を感じないようであれば便秘ではないのかもしれません。つまり、一日一回便が出なくとも、残便感も無く、硬くて出にくいわけでもないのであれば、それがその人の排便リズムなのかもしれません。

便秘といっても、原因によって色々な種類があります。まず大きく分けて器質性のものと機能性のものがあり、器質性は、腫瘍や炎症など、胃や腸や肛門に物理的障害があるために起きる便秘です。機能性には、水分不足や運動不足、ストレスなどによって起きる一過性の便秘と、習慣性の便秘があります。習慣性の便秘というのは、腸や筋肉の運動低下による弛緩性の便秘・腸の痙攣による痙攣性の便秘・排便反射機能低下による直腸性の便秘などです。また、糖尿病や甲状腺の病気など、全身疾患によって起こる便秘というのもあります。

特に機能性の便秘というのは、自律神経の異常による排便機能の障害なので、ホルモンと深く関係があります。ホルモンの身体的影響が大きい女性に、便秘が多くみられるのはそのためです。普段は大丈夫でも生理前になると便秘になる女性が多いのは、こうした理由からでしょう。美容を気にする女性にとって、肌にも影響の出る便秘は悩みの種ですね。

食物繊維の多い食品をたっぷり摂って、適度な運動をし、ストレスをなくす・・と、いった健康的な生活習慣を身に付けることで、便秘の不快感から逃れ、便秘体質を防ぎましょう。

柿は便秘に良い?悪い?その真実はタンニンの成分にあった!

秋になると店先に並ぶ柿は、ビタミンCやカロチンが豊富で、粘膜を強化してくれるので、風邪の予防に効果があるのは、良く知られているところですね。そして、実は柿には食物繊維も豊富に含まれていることから、便秘の予防・解消にも良いとされています。しかし、柿にはタンニンという成分が含まれており、食べ過ぎると逆に便秘になってしまうのです。

柿に含まれるギブオールというタンニンの成分は、タンパク質の成分を変え、細胞や血管を収縮する収れん作用があります。腸の粘膜に特殊な膜を作るため、腸への刺激が弱まって、蠕動運動を低下させてしまうために、便秘が起こるのです。特に、腸の働きが低下して起こる弛緩性便秘には良くありません。そうした性質上、タンニンは下痢止めの薬にも使用される成分です。

しかし、甘柿や干し柿には食物繊維も豊富に含まれていますし、特に干し柿にいたっては、干すことでタンニンが水溶性から不溶性に変わり、さらに食物繊維・ビタミンC・カロチンも生柿に比べて数倍に増えます。ですから適量食べるのであれば、逆に便秘に効果的な食べ物だといえるのです。ですから、一般的に便秘に悪いとされているのは渋柿です。

ただ、渋柿同様、タンニンの含有量は変わらないわけですから、甘柿や干し柿も、食べ過ぎれば、渋柿同様便秘になります。そもそも柿は消化が悪く、さらに身体を冷やすという欠点があります。消化が悪くて胃腸に留まれば、腸内環境を悪化させて便秘を引き起こしますし、また冷えも便秘の一因になります。いくら食物繊維や栄養素が高いとはいえ、食べ過ぎればやはり便秘を引き起こすでしょう。

また、便秘とは関係ないかもしれませんが、柿は二日酔い解消や、悪酔い防止にも効果的です。タンニンには、アルコールが分解される時に生じるアセトアルデヒドと結合して、体外に排出してくれる働きがあり、柿に含まれるカタラーゼという酵素も、アルコールやアセトアルデヒドの分解を助けてくれるのです。アセトアルデヒドはアルコールによる頭痛や嘔吐の要因ですから、柿にはこうした効果があるのです。

このように、柿には食物繊維が豊富で便秘に効く反面、タンニンの働きで、食べ過ぎると便秘に悪いという両面を持っているといえるでしょう。食べ過ぎに注意し、身体によい効果だけを摂りたいものですね。

腸内環境の改善はやっぱりヨーグルトで決まりです!

便秘に効く食べ物と言ったら、まず思い浮かぶのがヨーグルトではないでしょうか。そして乳酸菌という言葉も同時に浮かびますね。ヨーグルトには、ビフィズス菌がたくさん含まれています。ラクチュロスやラクトフェリンといった乳酸菌も含まれ、豊富に体内に取り入れることが出来るのです。

乳酸菌は、善玉菌によって分解されることで、腸内で多量の酢酸や乳酸を発生させ、悪玉菌を抑えます。悪玉菌を減らし、善玉菌が増えると、腸の活動が活発になり、消化吸収を促してくれます。結果、腸内環境が良くなり、便秘に効果があるというわけです。

しかし、この乳酸菌は胃酸などで壊されやすく、腸に届く前にほとんどが死んでしまいます。それでも善玉菌が増えるのは、乳酸菌が住んでいるヨーグルトを食べることで、その住みやすい環境を体内に取り入れることが出来るからです。この環境を取り入れることで、元々腸内にある乳酸菌をふやしてくれるのです。ですから、ある程度続けて摂ることで、効果がさらに上がります。また、出来るだけ食後に食べるということで、胃酸に壊されないで腸に届きやすくなるでしょう。特に、腸の働きを活発にする朝食後なら、より効果的です。

また、生きたまま腸に届くプロバイオティクスのヨーグルトもあるので、そういったものを選べば、もっとダイレクトに腸の乳酸菌を増やすことが出来、より効果があるでしょう。プロバイオティクスというのは、善玉菌を増やす微生物であり、ヨーグルトでいうと「LG」、「LC」といった表示がされているものがそれにあたります。

そして、さらに効果アップを図るのであれば、オリゴ糖と一緒に摂るのがおすすめです。オリゴ糖はビフィズス菌のエサとなり、乳酸菌を、さらには善玉菌をふやしてくれるのです。しかし何と言っても、一番大切なのは毎日続けて食べることです。ある程度続けて食べることで、徐々に腸内の善玉菌が増えていくからです。毎朝、朝食後にヨーグルトを習慣にして、便秘知らずな毎日を過ごしましょう。

早寝・早起き・朝ごはんで毎日の排便リズムを子どもに作らせましょう

便秘というのは、生活習慣によって引き起こされるものです。大きな要因としては、食事・運動・ストレスであり、それは子どもの便秘にもいえます。最近は家族全体の生活スタイルが夜型になっている傾向が強く、健康の基本である早寝・早起き・朝ごはんがキチンと出来ていない子どもが多いのです。こうした生活習慣の乱れによって、朝の排便リズムが作られずに、便秘になってしまうわけですね。

便秘にならないために一番重要なのは、食生活です。現代は飽食の時代であり、肉・油・甘いもの・ジャンクフードが溢れています。子どもたちが大好きなものばかりですね。こうした食生活の欧米化によって、子どもの食生活も大きく変わってきているのです。食物繊維や乳酸菌が豊富な、野菜中心の和食が食卓から消えるほど、栄養バランスが悪くなり、便秘の子どもが増えているといえます。

昔ながらの和食をお手本にして、食物繊維たっぷりな食事を、子どもと一緒に摂るようにしましょう。偏食や小食を治すより、まずは楽しい食事タイムを作ることが大切です。そして、何より時間に余裕を持って、朝ごはんをしっかり食べることで、朝の排便リズムを作ってあげてください。

もう一つ子どもの便秘の要因として大きなものに、運動不足が挙げられます。今は遊ぶ場所が少なくなり、さらにゲームの普及から、子どもたちが外遊びをしなくなってきています。また、家族でのライフスタイルも車中心となり、歩くことが少なくなっています。学校でも同様に、休み時間を教室で過ごす子どもが増えているのです。運動不足になると、便を出すのに必要な腹筋力が低下したり、更には腸の蠕動運動の低下も招きます。出来れば外遊びの機会を増やせるよう、週末のレジャーを見直してみるのも良いですね。

また、便秘の要因として意外に大きいのがストレスです。家庭や学校において、ストレスを抱える子どもは結構多いものなのです。大人よりも、些細なことで深刻になってしまう場合が多いでしょう。ストレスがたまると、自律神経の乱れから、消化器官の働きが低下してしまいます。腸の働きも弱まり、便秘になってしまうのです。こうしたストレスの緊張状態が続くと、慢性の便秘になってしまいます。ストレスを取り除き、リラックスさせてあげることで、腸の働きを活発にしてあげましょう。

このように、子どもの便秘には生活習慣が大きく影響しています。家族みんなが「規則正しい生活」、「栄養バランスの取れた食事」、「適度な運動」をキチンと心掛け、しっかり予防・解消してあげてください。

朝の冷たい水で便秘知らず!?水が便秘を解消するしくみとは

朝の冷たい水が便秘に良いというのは、便秘に悩む方なら聞いたことがあるかもしれませんね。では、本当のところはどうなのでしょうか。答えはイエスです。朝起きてご飯を食べる前に冷たい水を飲むのが理想的です。朝起きてすぐに冷たい水を飲むなんて・・と、抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、実際にストレスなどが原因の痙攣性便秘の方や、冷え性の方には刺激が強すぎるかもしれません。そういった場合には、白湯やホットミルクなどでも効果はあります。

なぜ起き抜けの冷たい水が良いのかというと、腸に刺激を与え、胃腸反射を起こして、蠕動運動を促進してくれるからです。胃腸反射というのは、胃や腸が水や食物などの刺激を受け、脳に信号を送ると、脳から大腸に便意を起こすよう命令をするという反射です。これは胃が空っぽの状態の時に最も起こりやすいため、朝何も食べないうちが効果的なのです。これは、運動不足や筋力低下による弛緩性便秘に最適です。弛緩性の便秘は蠕動運動の低下によって起こりますから、蠕動運動を促進するこの方法の効果が十分にあらわれるのです。

また、水分は便を柔らかくするため、便が腸内に留まる時間も短くなります。つまり、こうした水の刺激プラス冷たい刺激の両方において、効果を発揮するのです。もちろん水を摂るだけではダメです。朝ごはんをキチンと食べるのはもちろん、規則正しい食事を摂ることは大前提です。いくら蠕動運動を活発にしても、便量がなければ意味が無いからです。そして、朝に限らず、水分は十分に摂りましょう。また、水でなく牛乳でも効果的です。

人間は寝ている間に水分を大量に失くします。ですからこうして朝に水を飲むのは便秘ばかりか、健康にも良いのです。水分をたっぷり摂ることは、肌を始め皮膚や粘膜、つまり身体の外側も内側も張りを保ってくれます。さらに、寝ている間に優位に立っている副交感神経から、起きると優位になる交感神経への切り替えのスイッチの役目も果たしてくれるため、身体も活発に動けるようになるでしょう。

このように便秘に有効な朝の冷たい水ですが、出来れば蠕動運動促進の効果があるカルシウムや便の水分含有量を増加するマグネシウムを含むものがおすすめです。こうした成分の濃度が高い硬水のミネラルウォーターだとさらに効果的だといえるでしょう。しかし、何事もやり過ぎは禁物です。効くからといって、飲み過ぎは良くありません。下痢や、血中ナトリウムが薄くなってしまう水中毒を起こさぬよう、適度に朝の冷たい水を続け、便秘を解消し、気持ちの良い朝を迎えましょう。

便秘にはなりたくない!どうしたらいい?

女性に多い便秘ですが、肌が荒れたり、お腹が張ったりと、不快感を伴います。出来れば便秘知らずに毎日を過ごせればどんなに良いでしょう。でも、それは生活習慣の改善によって十分可能です。そんなに無理なことはありません。少しずつ気を付けるだけで、便秘から解消されるのです。

まず、便秘の一番の要因となっている食生活を改善しましょう。ダイエットで小食を続ければ、腸の蠕動運動が低下しますし、食物繊維や水分が少なければ、便秘になります。栄養バランスの取れた、食物繊維たっぷりの食事を、3食規則正しく食べる事こそが、何より便秘の予防となり、規則正しい生活により、排便のリズムも良くなります。特に腸の動きを活発にする朝食は、欠かさないようにしましょう。

そして、生活習慣で食事の次に大事なのが運動です。肥満を防ぎ、健康な身体を保つことはもちろん、筋力、特に腹筋をつけることで、便秘が解消されます。筋力の弱い女性に便秘が多いのには、この筋力の弱さが原因となっている場合が多いのです。ウォーキングや水泳などの有酸素運動を、毎日適度に続けることが大切です。

また、便秘の要因として大きいのがストレスです。自律神経の乱れによって、便秘を引き起こすからです。また、便秘の不快感がさらにストレスを生む悪循環になりがちなので、自分なりの気分転換を図り、環境の改善によってストレスの軽減をしましょう。

そして、これも女性に多いのが、便意が起きても我慢してしまうことが多いということです。朝時間が無い時はもちろん、外では恥ずかしくてなかなかトイレに行けない方が多いですね。便意を我慢すると、脳への信号が低下してしまい、便意を感じにくくなったり、腸内に長時間溜まることで、便が固くなり、さらに出にくくなってしまうのです。出来れば朝余裕を持って起き、毎日の排便を習慣付けることが一番です。

このように、やっかいな便秘にならないためには、生活習慣・生活リズムを整えることが第一です。逆に言えば、それだけを心掛ければ便秘にはならないというわけです。毎日出ないからといっても、お腹が張ったり残便感があるなどの不快症状が無ければ、便秘とは言いません。自分なりのリズムだと思って神経質にならないことも、便秘にならない秘訣でしょう。

それぞれの特徴を知り、自分にあった便秘薬を選ぼう!

出来れば服用せずに解消したい便秘薬ですが、長期間改善されないのであれば、身体の為にも薬を飲んで治しましょう。ビオフェルミンやミヤbmが身体に優しい便秘薬であることはご説明いたしましたが、その他にも市販の便秘薬にはとてもたくさんの製品があります。テレビのCMでも毎日のように見かけることだと思います。

まず、便秘薬にも種類がありますが、膨張性下剤としては、サトラックスやウィズワンがあります。ウィズワンは、プランタゴ、オバタの種皮とセンノシドの生薬が配合され、食物繊維が水分を吸って腸で膨らみ、排便を促します。

また、刺激性下剤としては、ビューラックがあり、腸に直接刺激を与えるビサコジルを主成分としています。同様にビサコジルを主成分とするものに、スル―ラックやコーラックがあります。スル―ラックは他にセンナや大黄の成分であるセンノサイドカルシウムを含み、副交感神経に作用する働きもあります。どれも蠕動運動を活発にし、便を柔らかくしたり、腸内環境を整える効果も併せ持っています。

浸潤性下剤を含むものにはサトラックスやコーラックがありますが、浸潤性下剤自体は効き目が弱いため、他のものと併せて使用されているのです。そして塩類下剤にはミルマグがあり、便を柔らかく、自然に排便へと促します。

また、こうした下剤とは違い、漢方薬を主成分とした便秘薬もあります。有名なものとして、新コッコアポA錠は防風通聖散を主成分とし、長期間服用によって効果を発揮します。そして大正漢方便秘薬やタケダ漢方便秘薬は、大黄甘草湯を主成分とし、大黄で腸を刺激し、甘草で腹痛を抑えます。

このように、便秘薬にも色々種類があるので、医師や薬剤師と相談し、自分の便秘に合った薬を選ぶことが大切です。そして忘れてはならないのは、便秘薬はあくまでも一時的に排便を促すものであり、決して便秘を解消・予防するものではないということです。まずは食生活の改善・適度な運動・ストレス解消によって、便秘を根本から解消・予防することを心掛けましょう。

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