便秘

早寝早起きしっかり朝食が最大の予防法!便秘知らずの生活の秘訣です

便秘というのは、放っておくと腸内に長く留まった便から有毒物質が発生し、腸内から血液を通じて全身に広がります。その結果、肌荒れや頭痛、肩こりなど、様々な全身への悪影響が現れるばかりか、ひどいと大腸がんなどの重大な病気をも引き起こしかねません。普段から便秘がちな方はもちろん、そうでない方も、生活習慣の改善によって便秘予防を心掛けたいですね。

便秘予防法として最も効果的なのが生活習慣の改善ですが、中でも大事なのが食事です。食べなくては便はもちろん出ませんし、かといって、ただ食べれば良いというわけでもありません。便秘を予防するには、食べ方も大切なのです。それには、栄養バランスの取れた食事を、3食規則正しく食べるということが良いのです。そして、その3食の中でも、最も便秘予防に効果のあるのが朝食でしょう。

食べ物が身体の中に入ると、胃と腸が刺激を受けて、便意を促します。これを胃・結腸反射といいますが、この胃・結腸反射は、胃が空っぽの時こそ起こりやすいのです。そして一番胃が空っぽな状態であるのが朝なのです。さらに、眠っている間には内臓も休んでいるので、朝目覚めて胃腸を働かせることで、効果的に便意を促すことが出来るのです。ですから、腸を刺激し、蠕動運動を活発にするには、朝食を摂るのが一番だというわけです。

もちろん、朝食を摂ってから、排便の時間を作ることが必要であり、そのためには朝の時間に余裕を持つことが大切になります。さらにいえば、眠っている間に胃腸を休ませ、朝に胃を空っぽの状態にするには、早めの夕食・就寝が必要です。つまり、早寝早起きと十分な睡眠が大事なのです。規則正しい食事は、規則正しい生活の上に成り立つものといえるでしょう。

また、朝食をキチンと摂ることは、自律神経の働きも活発にし、体温を上げる効果もあります。どちらも便秘予防に役立つ効果であり、そういった面からも期待出来そうです。そして何より、朝食は一日の活動のエネルギー源となります。健康な身体を保つためにも重要なのはいうまでもありませんね。生活習慣病である便秘を予防するには、やはり生活習慣の改善が一番です。早寝・早起きして、しっかり朝食を摂ることで、毎日の排便リズムを作りましょう。

食物繊維のいいとこどり!イサゴールが便秘に効果的なワケ

便秘解消・予防に人気のサプリメントですが、今その中でも高い人気を誇っているのが、イサゴールです。主成分はサイリウムハスクというオオバコ科の種皮で、食物繊維が豊富に含まれた健康食品です。特定保健用食品、いわゆるトクホにも指定されているため、その安全性からも人気が高まっています。

食物繊維には、水溶性と不溶性があり、水溶性食物繊維には、水分を抱え込んで膨らみ、便量を増やすという働きがありますし、不溶性食物繊維には、グル状になり、便の水分を調整し、柔らかくするという働きがあります。また、腸内のコレステロールや腸内細菌など、有害物質を取り込んで排出してくれます。腸をキレイにしてくれるのです。どちらも便秘解消・予防には欠かせないというわけですね。

そしてイサゴールには、この水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く入っていて、両方の働きの良い所を含んでいます。ですから、食べ物で摂るよりもはるかに十分な量の食物繊維を手軽に摂れるのです。さらに、善玉菌であるビフィズス菌のエサになってくれることからも、腸内環境を整えてくれる働きがあり、その効果はかなり高いと言えます。

また、このイサゴールは、食事前に飲むとお腹が膨れますし、体内のコレステロールを取り込んで排出してくれることから、ダイエット効果も高く、便秘解消・予防に加え、ダイエットの為のサプリメントとしても人気があります。形状は粉末で、水に溶かし、ゼリー状のドリンク状態で飲みます。青リンゴ味とジンジャー味の2種類があり、どちらも飲みやすい味であるのも人気の秘密でしょう。

現代の欧米化された食生活では、野菜や海藻類など、食物繊維がどうしても不足しがちです。手軽に豊富な食物繊維を摂れる、こうしたサプリメントは、現代人の必需品とも言えるかもしれません。もちろんサプリメントだけに頼らず、栄養バランスの取れた食事を心掛けながら、不足分を補う上で、上手に利用してみてはいかがでしょうか。心身ともに様々な悪影響のある便秘を解消・予防して、健康的な毎日を過ごしましょう。

さつまいもだけじゃない!?イモ類は全部便秘解消に効くのです

さつまいもというと、昔から便秘に効く食べ物として有名ですが、実はさつまいもだけでなく、イモ類は全部、食物繊維が豊富に含まれていて、便秘解消・予防に効果があるのです。イモ類に含まれる食物繊維は主に不溶性食物繊維であり、消化されずに腸に届き、便量を増し、腸を刺激して蠕動運動を活発にしてくれます。また、さつまいもを食べる時によくわかるあの繊維のスジスジが、腸を刺激したり、老廃物などの有害物質を絡め取って、便と共に排出してくれるのです。

やはりイモ類の中でもっとも食物繊維の多いのはさつまいもです。ビタミンCも豊富ですし、甘みがあって、食事だけでなくおやつにもいただけるのが嬉しいですね。ちなみにさつまいもを食べてガスが発生するのも、腸が活発化した証拠です。じゃがいもも同様にビタミンCが豊富です。毎日の食卓には欠かせないほど、様々な料理に利用できるのが良いですね。さつまいももじゃがいもも、電子レンジで蒸かすだけでもおいしく食べられます。手軽に摂ることが出来るでしょう。

そして、ヌメリのある山芋やさといもは、食物繊維の他にムチンという成分があります。タンパク質と糖質が結合したこのムチンは、体内でグルコロ酸になり、消化を促し、腸内環境を整えます。また、細胞を活発化する働きや、ホルモンの分泌を促進する働きがあるため、老化防止や生活習慣病の予防にも効果があります。消化吸収が良いため、胃腸の弱い方や高齢者でも摂りやすいのがメリットです。

また、こんにゃくもイモ類です。ダイエット食として有名なこんにゃくも、食物繊維がたっぷり詰まっていて、便秘も効果抜群です。さらにこんにゃくはコレステロール・血圧・血糖値などを低下させてくれる働きもあるため、様々な生活習慣病にも効果を発揮する万能選手です。それでもノンカロリーというのが女性には特に嬉しいですね。上手に取り入れて、その効果を活用しましょう。

イモ類にはビタミンCが豊富ですが、でんぷんが保護してくれるため、加熱してもこわれにくいという特徴があります。ですから、蒸す・煮る・焼く・炒めるなど、様々な料理に活用出来るうえ、栄養素がたっぷり摂れるという優れものなのです。ビタミンCの他にも、ヤラピンやカリウムといった成分も含み、さらに便秘解消に効果を発揮してくれます。

このように便秘解消に大活躍のイモ類ですが、過敏性便秘の方だと繊維の刺激が強すぎる場合がありますし、膨満感がある方ですと、さらにお腹が張って苦しくなる場合もあるので、自分の症状によって調節しながら摂るようにしてください。いずれにせよ、健康にも美容にも効果大なうえ、どんな料理にも活躍してくれる食材ですから、毎日の食卓に一種類を目標に、積極的に取り入れてみましょう。

偏った食事こそ便秘の最大原因!バランスが大事です

バランスの取れた食生活は、健康の基本ともいえます。しかし、近年の欧米化の影響を受け、肉中心で野菜不足な食事が目立つようになり、日本では急激に生活習慣病患者が増えつつあります。もちろんそのひとつに挙げられるのが便秘です。

欧米化の食事といって、まず思い浮かぶのは肉ではないでしょうか。肉は消化に時間がかかるため、腸に長い時間とどまります。そもそも腸の長い日本人には、体質的に合わないといっても過言ではないでしょう。

さらに、肉や甘い物、油ものには脂肪分・蛋白質・糖分がいっぱいです。そして、そのどれもが悪玉菌の大好物なのです。ですから、肉や脂や甘い物を過剰に摂るような偏った食事をしていると、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境を悪化させてしまいます。

そして、何より重大なのは野菜不足です。肉中心で野菜不足になってしまうと、食物繊維が不足して便秘になってしまいます。食物繊維は便の量を増やし、便を柔らかくしてくれるうえ、腸内の有害物質を絡め取って、便と共に排出してくれる大切な役割を果たします。野菜や果物・海藻類・キノコ類・豆類・穀類など、食物繊維の豊富な食品をたっぷり摂りましょう。

また、食物繊維同様大切なのが、乳酸菌です。発酵食品などの不足で乳酸菌が摂れないと、善玉菌が減ってしまい、腸内環境が悪化するのです。この乳酸菌は乳酸菌飲料の他、みそや醤油、漬物などの発酵食品に多く含まれています。和食によく使われる食品ですね。

野菜にしても同様で、生野菜よりは温野菜、つまり煮物・汁物といった和食から摂った方が、一度に何倍もの量を摂る事が出来ます。日本人には、昔ながらの日本の食卓が一番身体に合っていて、野菜が中心の食物繊維の豊富な食事でもあるのです。欧米化された食生活を見直すことが必要だといえるでしょう。

ダイエットなどで主食が少なかったり、肉や脂が中心だったりといった偏った食事は、腸の蠕動運動を低下させ、便秘を引き起こします。食物繊維以外にも、ビタミン・ミネラルなど、腸の働きを活発にする栄養素を十分に摂ることも大切ですし、脂だって、便をスムーズに移動させるという役割もあります。何が良くて何が悪いというより、一番重要なのは、バランスなのです。

様々な食材を、毎日出来るだけ数多く取り入れて、野菜中心で、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。便秘だけでなく、あらゆる生活習慣病の予防・改善となるでしょう。

プルーンとオリゴ糖で便秘知らず?赤ちゃんに与えたい万能選手です

赤ちゃんの便秘に良い物として、よく名前が挙がるものに、プルーンとオリゴ糖があります。では、この二つが赤ちゃんの便秘解消に人気な理由を説明致しましょう。まずはプルーンです。プルーンは、プラムの一種であり、ミラクルフルーツと呼ばれるほど、美容と健康に効果があるとされています。それは、ビタミン類・ミネラル・鉄分が豊富に含まれているからです。

そして、このプルーンが便秘に効く理由としては、食物繊維が豊富であるということです。特にペクチンという水溶性食物繊維は、体内においてグル状となり、便量を増やして、腸を刺激し、便意を促してくれます。また、プルーンには不溶性食物繊維も含まれるため、水分を含んで便を柔らかくし、腸内の有害物質を絡め取って、便と一緒に排出してくれる働きもあるのです。

また、プルーンにはソルビト―ルという成分が含まれており、この成分が腸の蠕動運動を活発にし、便通を良くしてくれます。同じような働きのカリウムやカルシウム、マグネシウムなども含むため、かなりな相乗効果が期待出来るでしょう。これが、プルーンが便秘解消に人気の秘密なのです。

水分が飛んで栄養分が凝縮されているため、生よりはドライプルーンの方が食物繊維などの栄養価は高いのですが、赤ちゃんの場合にはどうしても食べにくいため、潰してヨーグルトに混ぜたりして与えてください。また、まだ離乳食を始めたばかりの赤ちゃんであれば、エキスを薄めて飲ませたり、プルーン果汁を飲ませてあげるのが良いでしょう。

次にオリゴ糖です。そもそもオリゴ糖は母乳に含まれているものです。そして、生まれたての赤ちゃんの腸内の90%以上は、ビフィズス菌が占めています。ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖を母乳から摂ることで、赤ちゃんはさらに腸内を善玉菌で保っているのです。

善玉菌は、便秘の要因となる悪玉菌を抑制し、蠕動運動を活発にしてくれます。また、免疫力をアップさせる働きもある大切なものです。ですから、それを増やしてくれるオリゴ糖が便秘に大活躍してくれるというわけです。さらにオリゴ糖は、消化酵素で分解されずに腸に届くため、その効果も高いといえます。

オリゴ糖は「てん菜」を粉末状にしたもので、砂糖と同じように使用します。お砂糖の代わりに離乳食に混ぜたり、離乳食前の赤ちゃんには、白湯に溶かして飲ませたり出来ます。味に癖のあるプルーンと違って、甘味のみで、味に癖が無いため、プルーンが苦手な赤ちゃんにも与えやすい食品でしょう。

食物繊維たっぷりな食材を使って、便秘解消レシピを作ろう

便秘を解消するには、食事がとても大切なのはいうまでもありませんね。特に、便の量を増やし、便を柔らかくしてくれる食物繊維や、腸内の善玉菌を増やして腸の働きを活発にする乳酸菌をたっぷり摂ることで、便秘の予防・解消に大変効果があります。

では、具体的な食材を挙げてみますと、まず食物繊維が豊富な物は、穀類豆類イモ類海藻類キノコ類・根菜類・果物などです。そして、乳酸菌が豊富な食材は、ヨーグルト・乳酸飲料・みそ・しょうゆ・漬け物などです。ですから、こうした食材を組み合わせたレシピが便秘に効果的です。

穀類は、精米するほど食物繊維がなくなってしまいますので、毎食の白米を玄米や胚芽米に替えるのが良いでしょう。豆類・イモ類でしたら、煮物にしたり、ご飯と炊き込んだりします。小豆やサツマイモなどは、おやつにも活躍してくれますね。海藻類やキノコ類は、炒め物や、汁物に使用するのが手軽ではないでしょうか。

また、大豆製品の納豆、豆腐、厚揚、おからなどでしたら、さらに簡単に食卓に並べることが出来ますし、バナナ、キウイ、ブルーベリーといった食物繊維が豊富な果物もそのまま食べられるのでありがたいですね。

野菜類は、生ですと少量しか摂ることは出来ないので、特に効果的な里芋、ごぼう、かぼちゃといった根菜類などを中心に、煮物や温野菜にするのがおすすめです。また、ホウレンソウやブロッコリーといった葉物はおひたしや炒め物にしましょう。

こうした食材を使った料理に、乳酸菌が豊富なみそやしょうゆを調味料として使ったり、野菜を漬け物などにしたり、果物と一緒にヨーグルトを食べるなどの工夫で、さらに便秘への効果が高まるでしょう。

また、こうした食材の他に、消化器官での食物の滑りを良くするオリーブオイルを料理に使用したり、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖をお砂糖代わりに料理に使用するのもおすすめです。ちなみにオリゴ糖は、玉ねぎ・乳製品・大豆製品・果物・ハチミツなどにも含まれていますから、そうした食材も是非取り入れると良いですね。

このように、便秘に効果的な食材をたっぷり使ったレシピはもちろん、何より大切なのは、品数の多い、栄養バランスの取れた食卓です。食生活の改善で、健康的に便秘の予防・解消をしましょう。

柿は便秘に良い?悪い?その真実はタンニンの成分にあった!

秋になると店先に並ぶ柿は、ビタミンCやカロチンが豊富で、粘膜を強化してくれるので、風邪の予防に効果があるのは、良く知られているところですね。そして、実は柿には食物繊維も豊富に含まれていることから、便秘の予防・解消にも良いとされています。しかし、柿にはタンニンという成分が含まれており、食べ過ぎると逆に便秘になってしまうのです。

柿に含まれるギブオールというタンニンの成分は、タンパク質の成分を変え、細胞や血管を収縮する収れん作用があります。腸の粘膜に特殊な膜を作るため、腸への刺激が弱まって、蠕動運動を低下させてしまうために、便秘が起こるのです。特に、腸の働きが低下して起こる弛緩性便秘には良くありません。そうした性質上、タンニンは下痢止めの薬にも使用される成分です。

しかし、甘柿や干し柿には食物繊維も豊富に含まれていますし、特に干し柿にいたっては、干すことでタンニンが水溶性から不溶性に変わり、さらに食物繊維・ビタミンC・カロチンも生柿に比べて数倍に増えます。ですから適量食べるのであれば、逆に便秘に効果的な食べ物だといえるのです。ですから、一般的に便秘に悪いとされているのは渋柿です。

ただ、渋柿同様、タンニンの含有量は変わらないわけですから、甘柿や干し柿も、食べ過ぎれば、渋柿同様便秘になります。そもそも柿は消化が悪く、さらに身体を冷やすという欠点があります。消化が悪くて胃腸に留まれば、腸内環境を悪化させて便秘を引き起こしますし、また冷えも便秘の一因になります。いくら食物繊維や栄養素が高いとはいえ、食べ過ぎればやはり便秘を引き起こすでしょう。

また、便秘とは関係ないかもしれませんが、柿は二日酔い解消や、悪酔い防止にも効果的です。タンニンには、アルコールが分解される時に生じるアセトアルデヒドと結合して、体外に排出してくれる働きがあり、柿に含まれるカタラーゼという酵素も、アルコールやアセトアルデヒドの分解を助けてくれるのです。アセトアルデヒドはアルコールによる頭痛や嘔吐の要因ですから、柿にはこうした効果があるのです。

このように、柿には食物繊維が豊富で便秘に効く反面、タンニンの働きで、食べ過ぎると便秘に悪いという両面を持っているといえるでしょう。食べ過ぎに注意し、身体によい効果だけを摂りたいものですね。

便秘便秘というけれど・・その正体とは!?

誰もが一度は経験したことがあるであろう便秘。特に女性の場合は、便秘が当たり前のようになっている方もいらっしゃるでしょう。数多くのCMが物語っているように、便秘に悩む方は驚くほど多いのです。しかし、便秘であるかないかは、人によってその判断も違ってきます。

そもそも便秘というのは、「排便の回数が少ない」、「便の量が少ない」、「便が硬い」、「排便困難」、「残便感やお腹の張り」などの症状がみられる状態です。ご覧のように、これらは不快感を伴う症状ばかりですが、この不快感を感じないようであれば便秘ではないのかもしれません。つまり、一日一回便が出なくとも、残便感も無く、硬くて出にくいわけでもないのであれば、それがその人の排便リズムなのかもしれません。

便秘といっても、原因によって色々な種類があります。まず大きく分けて器質性のものと機能性のものがあり、器質性は、腫瘍や炎症など、胃や腸や肛門に物理的障害があるために起きる便秘です。機能性には、水分不足や運動不足、ストレスなどによって起きる一過性の便秘と、習慣性の便秘があります。習慣性の便秘というのは、腸や筋肉の運動低下による弛緩性の便秘・腸の痙攣による痙攣性の便秘・排便反射機能低下による直腸性の便秘などです。また、糖尿病や甲状腺の病気など、全身疾患によって起こる便秘というのもあります。

特に機能性の便秘というのは、自律神経の異常による排便機能の障害なので、ホルモンと深く関係があります。ホルモンの身体的影響が大きい女性に、便秘が多くみられるのはそのためです。普段は大丈夫でも生理前になると便秘になる女性が多いのは、こうした理由からでしょう。美容を気にする女性にとって、肌にも影響の出る便秘は悩みの種ですね。

食物繊維の多い食品をたっぷり摂って、適度な運動をし、ストレスをなくす・・と、いった健康的な生活習慣を身に付けることで、便秘の不快感から逃れ、便秘体質を防ぎましょう。

便秘になっちゃった・・どうしたらスッキリするんだろう?

憂鬱な便秘も、なってしまえばしょうがありません。一刻も早くスッキリ解消させましょう。器質性の便秘は例外として、機能性、特に一過性のものに関しては、早く解消して、慢性になるのを防止しましょう。まず、第一に水分補給です。一番手っ取り早い方法ですね。水分をたくさん摂ることによって、腸をキレイにし、便を柔らかくさせ、排便を促すのです。急性の便秘では、これが一番の解決法でしょう。水でなくとも、カフェインの少ないお茶や、牛乳などでも効果的です。

そして、まず3食の食事をしっかり食べ、特に朝食後にトイレに向かうという、規則正しい生活リズムが大切です。特に朝食を摂ることは、腸の働きを活発化させ、便意を促します。そして十分な食事を摂ることで、腸の蠕動運動も活発になり、便秘解消につながります。そして、より効果的なのが食事に食物繊維を豊富に取り入れることです。食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。野菜や海草・乳酸菌飲料などで補うことにより、便秘の早期解消となるのです。

また生活リズムの改善の中には睡眠も含まれます。そして同様にストレスの解消も大切です。睡眠が不十分であったり、ストレスがたまると、自律神経の働きが乱れ、便秘を引き起こします。こういった要因で起こっている便秘は多いもの。十分な睡眠と、自分なりの気分転換で、休養とリラックスを心掛けることで、便秘も解消されるでしょう。そして、運動不足も要因のひとつです。ウォーキングや腹筋など、効果的な運動を適度にすることで、スッキリする場合も多いのです。

また、便意を我慢しないことも重要です。実は急性の便秘の場合、トイレのタイミングを逃すことで起こることもよくあるのではないでしょうか。我慢することで脳からの命令機能が低下してしまい、便意を感じなくなってしまったり、また腸内に長時間溜めてしまうことで便が固くなり、出にくくなってしまうのです。朝、時間が無かったり、外でトイレに行くのが恥ずかしかったりすると、このような便秘になりがちです。便意を逃さないような時間を作ることも大事です。

このように、便秘になってしまったら、まず水分をたっぷり摂ること、そして、健康に良いとされる生活習慣の改善を図ること、この基本的なことで、便秘はスッキリし、慢性に陥ることを防いでくれます。便秘も身体の機能のひとつの崩れです。心身ともに健康を保つ事こそが、何よりの解消法となるのです。

不快な便秘症状残便感はいきみが原因!便秘解消でスッキリしましょう

便秘と一言で言っても、その症状は人によって違います。便が固いという症状や、何日も出ないという症状などが多いのですが、意外に多いのが残便感があるという症状です。これも立派な便秘の症状の一つなのです。残便感というのは、文字通り便が残っている感じです。便を出したのにまだ残っている感じがあるのはとても不快なことですね。

この残便感を感じる場合は二通りあり、実際にまだ便が残っている場合と、残っていないのに、残っているように感じる場合です。どちらの場合も便秘には違いありませんが、問題が大きいのは後者です。この場合、一番多いケースとして、直腸瘤が考えられます。いきむことで直腸がうっ血し、炎症を起こした結果です。この直腸瘤があることで、便があるように感じるのです。

こうした残便感の症状は、ストレスが原因の痙攣性便秘でも起こりますが、最も多いのが直腸性便秘です。腸の働きには問題が無い場合が多く、便意を我慢することで固くなって出にくかったり、腹筋が弱かったりすることが原因なのです。いきんでも出ない排便障害を伴います。

本来便を出すときは、骨盤底筋がゆるんで、肛門と角度が会うことで、今度は肛門がゆるんで便を出します。しかし、何らかの原因で骨盤底筋が緊張したままゆるまないために、いきんでも便が出てくれないのです。こうした排便障害と残便感がある場合は、排便時になるべく前傾姿勢を取ることと、腹筋を鍛えて腹圧で出すことを心掛けましょう。なるべく無理にいきまないことが、悪化させない秘訣です。

もちろん根本的には便秘を解消することが需要です。それには食物繊維や乳酸菌、そして水分をたっぷり摂って、便を少しでも出しやすい状態にするだけでなく、食生活などの生活習慣の改善や、ストレスを軽減するための環境改善などが大切です。心身ともに健康を保つことこそ、残便感の無い快適な毎日を送る何よりの方法なのです。

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