海藻が便秘に効く

海藻のヌルヌルで便の滑りをよくしよう!健康と美容に海藻類を

寒天が便秘に効くのは、寒天が天草という海藻から出来ているからです。この天草に限らず、ひじき・わかめ・昆布・のりなどの海藻類は、食物繊維がたっぷり含まれているため、便秘にとても良く効くのです。海藻類には特に水溶性食物繊維が豊富です。海藻のヌルヌルでおわかりのように、体内に入るとグル状になって便の滑りを良くします。また、脂肪やコレステロールなどの有害物質も取り込んで排出してくれるのです。

特に、この水溶性食物繊維であるアルギン酸は、大腸の働きを活発にしてくれる他、血圧を上げる効果もありますし、フコダインは、有害物質を除去して腸内の善玉菌を増やしてくれる他、肝機能を向上する効果もあります。さらに水溶性食物繊維は、消化吸収を遅らせる働きがあるため、血糖値の上昇を抑える効果もあります。こうした様々な働きは、便秘だけでなく、あらゆる生活習慣病の予防・解消にもつながるでしょう。

また海藻類には、不溶性食物繊維であるセルロースも含まれており、便量を増やしたり、便を柔らかくするといった効果もあります。さらにマグネシウムなどのミネラル・ビタミン・カリウムなども豊富に含まれているので、腸の蠕動運動を活発にするばかりでなく、全身の健康にもかなりな効果を発揮するといえます。こうした栄養素が豊富であるのに、カロリーがほとんどないというには、女性にとって大変嬉しいメリットではないでしょうか。

この海藻類は、油と一緒に摂ることによって、栄養素の吸収力がさらにアップします。油自体も便を通りやすくする大切な便秘解消食品ですから、併せて摂って、相乗効果を狙いましょう。ビタミンCとも同様の相乗効果があるので、野菜や果物との食べ合わせも良いですね。こうした色々な栄養素を含む海藻類ですから、その効果も優しく広いため、弛緩性便秘・直腸性便秘・痙攣性便秘と、比較的どんな種類の便秘にも効くので、積極的に取り入れたいところです。

この海藻類の摂り方としては、まずお手本は和食でしょう。昔ながらの日本の食卓には、海藻類が豊富に使われていました。こんぶでだしを取ったわかめの味噌汁、ひじきの煮物、焼き海苔など、調理済みの食材などを利用しながら、手軽に毎日の食卓に取り入れてみてください。便秘はもとより、様々な生活習慣病を予防・解消し、健康と美容を保ちましょう。