食事バランスの重要性

偏った食事こそ便秘の最大原因!バランスが大事です

バランスの取れた食生活は、健康の基本ともいえます。しかし、近年の欧米化の影響を受け、肉中心で野菜不足な食事が目立つようになり、日本では急激に生活習慣病患者が増えつつあります。もちろんそのひとつに挙げられるのが便秘です。

欧米化の食事といって、まず思い浮かぶのは肉ではないでしょうか。肉は消化に時間がかかるため、腸に長い時間とどまります。そもそも腸の長い日本人には、体質的に合わないといっても過言ではないでしょう。

さらに、肉や甘い物、油ものには脂肪分・蛋白質・糖分がいっぱいです。そして、そのどれもが悪玉菌の大好物なのです。ですから、肉や脂や甘い物を過剰に摂るような偏った食事をしていると、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境を悪化させてしまいます。

そして、何より重大なのは野菜不足です。肉中心で野菜不足になってしまうと、食物繊維が不足して便秘になってしまいます。食物繊維は便の量を増やし、便を柔らかくしてくれるうえ、腸内の有害物質を絡め取って、便と共に排出してくれる大切な役割を果たします。野菜や果物・海藻類・キノコ類・豆類・穀類など、食物繊維の豊富な食品をたっぷり摂りましょう。

また、食物繊維同様大切なのが、乳酸菌です。発酵食品などの不足で乳酸菌が摂れないと、善玉菌が減ってしまい、腸内環境が悪化するのです。この乳酸菌は乳酸菌飲料の他、みそや醤油、漬物などの発酵食品に多く含まれています。和食によく使われる食品ですね。

野菜にしても同様で、生野菜よりは温野菜、つまり煮物・汁物といった和食から摂った方が、一度に何倍もの量を摂る事が出来ます。日本人には、昔ながらの日本の食卓が一番身体に合っていて、野菜が中心の食物繊維の豊富な食事でもあるのです。欧米化された食生活を見直すことが必要だといえるでしょう。

ダイエットなどで主食が少なかったり、肉や脂が中心だったりといった偏った食事は、腸の蠕動運動を低下させ、便秘を引き起こします。食物繊維以外にも、ビタミン・ミネラルなど、腸の働きを活発にする栄養素を十分に摂ることも大切ですし、脂だって、便をスムーズに移動させるという役割もあります。何が良くて何が悪いというより、一番重要なのは、バランスなのです。

様々な食材を、毎日出来るだけ数多く取り入れて、野菜中心で、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。便秘だけでなく、あらゆる生活習慣病の予防・改善となるでしょう。