便秘が腰痛を引き起こす負のサイクル

便秘、圧迫、腰痛というサイクルにご注意を

なぜ、便秘が腰痛を引き起こすのか。便秘によって腸が張ってしまい、周りにある筋肉や血管が圧迫され、腰周辺の骨や筋肉に影響を与えることが腰痛の原因となっています。太っている方に腰痛持ちが多いのも、食べ過ぎが原因で同じように腸が張った状態を引き起こして腰痛になっていることが考えられます。お腹と背中で表裏一体の深い関係にある便秘と腰痛ですが、それらの症状が単なる便秘や食べ過ぎが原因となっているとは限りません。それらを引き起こす別の要因として、病気が潜んでいる場合も十分に考えられます。同時に症状が進んでいる時には医師に相談をした上で、必要な対策を講じて改善に役立てていきましょう。

便秘を引き起こす原因は様々ですが、バランスのいい食生活と適度な運動をしっかり日頃から行うことができれば改善へと向かう糸口となります。

食生活では乳酸菌を含んだものを毎日摂取するように心がけ、腸内環境を整えてくれる善玉菌を増やしていきましょう。下痢の症状がなければ、ワカメや里芋などのヌルヌルな水に溶ける食物繊維を含んだ食材を積極的に食べ、スッと便が出やすい環境を整えることも大切です。腸ができる限り張らないようにするためにも、食には時間をかけてよく噛んで食べるようにして、適度な量を摂っていきましょう。

適度な運動としては、自分ができることを少しづつでも続けてやっていきましょう。有酸素運動と呼ばれる、長い時間をかけて呼吸を確実に行う運動が特に効果的です。運動を行いながら、腹式呼吸を続けて腹部に刺激を与えることで腸の運動を促進することにつながり、血液の循環もよくしてくれます。ウオーキングやランニング、水泳、ストレッチや深呼吸からでも構いません。ゆっくり長い時間をかけて、鼻から吸って口から吐くという繰り返しを日頃の生活の中で無理のない程度で始めていきましょう。