便秘の症状

便秘が引き起こすさまざまな症状について

あなたの「便秘」の基準はなんですか?お通じの間隔というのは人によって違いがありますので、一律に「こうだ」と決めることはできません。

食べたものがお通じとして排泄されるまでの正常な時間は120時間とされています。個人差はありますがこれが一般的な値です。ですからお通じのない日が3日続き、排便が「困難」であると感じられたとき、それは「便秘」であるということができます。

しかし人によっては3日と持たず苦しく感じる人もいますし、4、5日出なくても平気という人もいます。特に慢性便秘の方は3、4日出ないことは日常であるため、不快感を全く感じないこともあるそうです。

便秘は体のさまざまな不調を引き起こす原因となりえます。中国では古くから「便秘は万病の元」とされており、便秘により体は不調をきたし、それが病気を生むようになると考えられています。

便秘が引き起こす症状にはどういったものがあるのでしょう。そしてそれはどういう理由で引き起こされるのでしょう。それについて考えてみましょう。

便秘によって引き起こされる症状として代表的なものは、ニキビ・吹き出物などの肌荒れ。便は私たちが口から食べたものの栄養素が全部抜かれた後のゴミ・カスです。それがすぐに排出されずに体の中に留まり続けたと考えるとどうでしょう。毒素が体中に充満してしまいます。その毒素が肌表面に現れる、それがニキビや吹き出物です。また便秘になると肌がくすむこともあります。体の中の毒素は活性酸素を生みますが、それが体の代謝を悪くさせます。新陳代謝がにぶると、肌の代謝も悪くなり、結果肌の状態が正常な状態ではなくなってしまうのです。便秘は美容の大敵だということができますね。

便秘になるとお腹が張ってキリキリと痛むことがあります。それは、腸の中にガスが溜まっている状態です。腸の中で長く留まるようになると悪玉菌がいたずらをし始めます。悪玉菌は腸の中の内容物を腐敗させます。腐敗するということは、発酵することと似ています。腐敗する際には悪臭のするガスを大量に発生させます。それが腸の中で出口を失い、腸がキリキリと痛むようになるのです。

便秘が続くと体臭がきつくなることがあります。現代医学ではその謎をしっかりと解明されてはいませんが、さまざまな地方で伝わる民間療法では、昔からよう言い伝えられていることが多いようです。体臭、口臭などが気になる方、便秘気味ではありませんか?

便秘になると自律神経が乱れるため、頭痛や肩こり、不眠に悩まされる人も多いようです。代謝が悪くなると血行も悪くなり、体が冷え、体のあちこちに痛みを感じるようになります。

これだけみると深刻な症状ではないようですが、こうしたことが少しずつ重なり大きな病気を招く可能性もあります。便秘にならない生活を常に心がけていたいですね。