子供の便秘の治し方

子供の慢性便秘が増えている?健康でいいうんちをしよう!

近年子供の慢性便秘が問題になっています。

あなたの子供の頃を思い出してみてください。便秘とは無縁ではありませんでしたか?便秘に悩まされるようになったのは大人になってからだったはず。しかし最近の子供たちは大人より便秘に悩まされているのです。

その原因にはさまざまがあります。まず1つは、食生活の変化。昔の子供と、今の子供たちとでは食べているものが明らかに違います。食が欧米化されてきていると叫ばれ数十年がたちますが、子供たちの食生活でも同じことが言えます。お菓子や横文字食など、カロリーの高いものばかりを摂取するため、胃腸に負担がかかり、いいウンチがでないと言われています。

核家族化が進み、両親も仕事で忙しく、子供自身も習い事や塾などで忙しい日々を過ごす中、食事を家族全員が手作りのものをいただくという光景を見ることが少なくなっているというのも1つの原因ではないでしょうか。冷たいコンビニ弁当やスーパーで売られているお惣菜、外食などは、野菜のミネラルやビタミン、食物繊維など、いいウンチを作るために必要なものが確実に不足していると考えられます。

次に、子供の慢性便秘を作り出す原因として考えられるのは、何らかの理由で「我慢」をしてしまうことによって起こるものです。便は直腸に到達すると「ウンチをしたい」というサインを脳へ送ります。それを脳が受け取り、「トイレへ行こう」という行動に移すことができます。しかし、直腸は伸縮する性質を持っているため、ある一定量の便を溜め込むことができます。小さい頃、排便を我慢することを繰り返してしまうと、直腸が排便のサインを感じにくくなりどんどん便秘が進んでしまいます。

そうして硬くなってしまったウンチは、無理やり出そうとすると肛門が裂けることがあり、強い痛みを感じるようになります。そうするとますます「ウンチをするのが怖い」となってしまい、いよいよ慢性化がすすんでしまいます。

最近では小学生の便秘が深刻です。学校で排便をするとからかわれるのではないか、いじめのきっかけになるのではないかという精神的な不安が、知らず知らずのうちに排便を我慢するようになり、便秘の状態が続いてしまうケースが多くあります。

子供の慢性便秘を解消するためには、大人が子供へ「ウンチは出さなければいけないもの、誰でも出すもの、たくさん出していいもの」であるということを伝えることが大切です。とにかく我慢をさせない。どこでもいつでもしたくなったらトイレへ向かおうと、常日頃からお子さんに声かけをしていただきたいのです。

そして、あとは食事を変えること。外食や買ってきたものばかりではく、家族が手作りした、バランスのいい温かい食事を3度食べられるようにしてあげたいですね。便秘解消に効果がある食材を積極的に取り入れることも大切です。

健康でいいウンチが、子供たちの体を作ります。