吐き気を伴う便秘の危険

通じがない状態からの吐き気は危険なシグナル

便秘と吐き気は結びつきそうもない二つの症状ですが、その二つが関係してくることは、相当に便秘の症状が進んでいるというシグナルの可能性もあります。考えられる原因は二つあります。一つは便秘によって胃にある食べ物が腸に入ることができないがために吐き気が伴うこと。もう一つは、便秘改善のために服用した薬によって副作用が生じていることです。

便秘によって腸内に入ることができない食べ物は、胃の中で行き場を失います。胃で食べ物の腐敗は進み、そこから悪臭も放たれて体内に充満することで、外へ追い出そうとして吐き気が症状として出ます。吐き気はあっても吐くまでに至らないことが多く、繰り返し症状が続きます。

便秘に効く薬として「酸化マグネシウム」があります。これは腸内に水分を留め、便をやわらかくするもので、日々使う中でも効果が落ちないという特徴があります。ただ、カルシウムと一緒に摂取するとマグネシウムを体内で吸収しすぎてしまうため、高マグネシウム血症となる可能性があります。この初期症状の中に身体の拒絶反応として吐き気が含まれているため、これに当てはまっているのかもしれません。

この二つの原因はあくまで吐き気の原因の推測の一部に過ぎません。その他にも吐き気を伴う原因はあるのかもしれません。様子がおかしい時は病院で医師と相談するようにしましょう。便秘も伴っていることから、便秘を解消することを優先させて、バランスの摂れた食生活と適度な運動を生活に取り入れて改善していきましょう。