便秘と下痢の繰り返しを治していく

便秘と下痢の繰り返しは、どうすれば治ってくれるのですか

なぜ便秘と下痢は繰り返してしまうのでしょうか。この2つの症状の多くは「痙攣性便秘」と呼ばれるもので、何らかのストレスによって腸の働きが乱れてしまっていることに問題があります。過剰に腸の収縮運動が起こって、腸の中で固まるはずの内容物が固まらずに移動することで「下痢」となり、過剰な運動によって腸自体も細くなってしまい、内容物が移動をしにくくなるために「便秘」も引き起こしているのです。2つの症状の原因となっている、過剰な収縮運動は「ストレス」が引き金となっている場合が多く、食生活とともに生活習慣も同時に見直していく必要があります。

ストレスと一口に言っても、人それぞれ感じ方も違い、原因は一つではなく複数に渡っていることもあります。これまでの生活を見直し、できることから確実に行っていくことが大切です。どのようなことに気をつけて改善していくべきなのかを食生活と生活習慣の視点で考えていきます。

食生活においては、腸に刺激を与えるものを控えていきましょう。消化に時間がかかるものは腸に刺激を与えることにつながります。果物で30分程度、野菜で1時間程度、炭水化物やタンパク質は10時間以上消化するまでに時間がかかります。また食物繊維は腸内の環境を整え、便秘に効くと言われていますが、水に溶けない食物繊維は腸の中で膨張してかえって腸に負担をかけることになります。一方で水にとける食物繊維である、こんにゃく、わかめなどの食べ物は腸内で水に溶けてゼリー状となるためスムーズに排便を促すことになります。バランスよく、できる限り腸に負担をかけないように食生活を見直していきましょう。

生活習慣においては、リラックスする時間を設けることが大切です。普段の暮らしにおいて、緊張する機会や環境自体にストレスを感じる日々もあるとは思いますが、そんな日常においても自分が落ち着ける時間を自らつくっていかなれば改善へと向かっていきにくいものです。朝早くに起きてゆっくりする時間を設けたり、休みの日にはスポーツで汗を流したり、寝る前にアロマを嗅いでリラックスするのもいいでしょう。自分に合った手軽にできるリラックス方法を見つけて実践していきましょう。ストレスフルな毎日の時間帯においても、慣れていくことで、肩の力を少し抜いて自然体で望む方がかえってよい方向にいくこともあります。自分の生活の延長でできる改善策を実行していきましょう。