便秘の原因を探る

知っていましたか?便秘の種類とその原因

便は本来、毎日排出されるのが健康な状態と言われています。人によっては回数や間隔、時間など若干の差はあるとしても、基本は毎朝1回出るのが「良い」状態です。なぜなら、私たちは毎日数度、口から食べ物を摂取しているからです。毎日口から栄養素を取り込んでいるのに、排出するのは数日に1度というのはおかしいですよね。

便秘というのは、本来ならば毎日出なければいけない便が3日以上出ていなかったり、排泄するも量が少なく残便感があル状態のことを言います。便秘になると、体がスッキリしないだけではなく、腹部の膨満感、食欲不振、肌荒れや肩こりなど、全身にあらゆる不調をきたすことになります。

多くの人が便秘で悩まされているため、世の中には便秘の対策法というものがたくさん知られています。しかし、試してみたけれど私には効かなかった、という経験がみなさんおありなのではないでしょうか。

それはなぜかというと、人それぞれ便秘の原因が違いますし、便秘にもいくつかの種類があるためです。原因をしっかり突き止め、種類にあわせた対処法をとらなければ、便秘が解消されるわけなどありません。

便秘を解消したいならば、まずは便秘の種類について知ることから始めましょう。便秘の種類は主に4つに分けることができます。

まず1つは、大腸の運動が低下することによって起こる「弛緩性便秘」です。腸管の緊張がゆるんでしまい、腸の運動が十分になされないために、便が長く留まるタイプの便秘です。運動不足、水分不足、食物繊維不足などが主な原因となっています。

次に、大腸が過度に緊張することによって起こる「けいれん性便秘」。副交感神経の過度の興奮によって、腸管が緊張し、便が上手く運ばれないというタイプの便秘です。精神的ストレス、環境の変化などが主な原因とされています。

3つめに、直腸で便が停滞してしまう「直腸性便秘」です。肛門の手前が直腸です。便が直腸に運ばれてくると、脳がサインを受け、排便反射を起こします。なんらかの原因によって排便反射が起こらなくなってしまうというタイプの便秘です。高齢者や痔を患っている方、排便を我慢する習慣のある方はこのタイプが多いようです。

最後に、「器質性便秘」というものがあります。物理的に便が腸管の中を通れない状態になってしまっている場合に起きる症状です。腸閉塞、大腸ガン、腸管癒着などが原因となることが多いです。この場合は激しい腹痛と吐き気がありますのですぐに判断できるはずです。

あなたの便秘はどのタイプのものでしょうか?種類を知れば原因をしることができます。原因を知れば適した対策を立てることもできます。自分の生活全般と排便との関係をしっかり見つめなおしてみましょう。