命に関わる危険もある腸閉塞

便秘と腸閉塞は別!!命に関わる事もある危険な腸閉塞

腸閉塞という病気があります。腸閉塞とは、便が腸管を塞いでしまっている病気です。便秘は便が腸に溜まっている状態を言います。良く似ていますが、違うものです。しかし、便秘が原因で腸閉塞になる事はあります。便秘の発展先が腸閉塞と言えば分かりやすいですかね。

便秘になると、便秘を解消して便を出さない限り、どんどん腸内に便が溜まっていきます。便が溜まっている期間が長い程に、腸内環境が悪くなり、腸の蠕動運動が少なくなってしまい、便を出す事が難しくなっていきます。さらに、便は柔らかくして出しやすくなる為に水分を含んでいますが、腸内に溜まっている間に、便の水分が身体に吸収されてしまいます。水分を吸収された便は硬くなり、簡単に出ないようになってしまいます。

腸が働かなくなって便を出そうと運度をしなくなる、便が硬くなって簡単に出ない状況…。このような状態が続くほどに、便が出る事はないでしょうし、食べないと生きていけない為に食べる事で、更に便を溜めてしまう事になります。腸は新しい便を受け入れ、古い便を外に出そうとします。肛門へ向かって便は動きます。しかし、便秘になっている事でどんどん詰まっていきます。そのうち便は動かなくなってしまうのです。

完全に動かなくなってしまった便の溜まった腸内に、それでも新しい便が届く腸内。腹部膨満感も出てくるでしょう。腹痛などの痛みも出てきます。溜まった便が逆流し、嘔吐する事もあります。嘔吐するところまでくると、便としては本当にかなり酷い状態です。もう腸内は限界にきています。

このように、便秘の状態を放置する事によって腸管を塞いでしまい、腸閉塞へと発展してしまわないように、軽い便秘の間に便意を解消していた方が良いと言えるでしょう。便秘の間は薬に頼らずに、食事や運動によって、自分で改善をし、自然に排便を行う余裕があります。しかし、腸閉塞になると一切余裕はなくなり、直ちに治療を開始しなければいけません。時間もかかります。

実際に便秘による腸閉塞が原因で亡くなった方もいらっしゃいます。たかが便秘だと軽い気持ちでいると、取り返しのつかない事になってしまう事もあるのです。なんらかの解消をしても結果が見れない場合は、医師に相談する事もオススメします。