長い便秘は病院へ

子どもが痛がるほどの便秘なら、病院への早めの受診がおすすめです

子どもというのは、自分が便秘だとなかなか気づかないものです。ですから便を溜めこんでしまう場合が多く、その結果腸が伸びてしまうと、便意を感じなくなって、慢性化してしまいます。もちろん便秘も進んで、ひどくなります。かなり便がたまって、便意を感じる時には、便が硬くて排便が困難な状態になってしまうのです。こうしたひどい便秘になって初めて、腹痛を訴えて病院に行く場合が多いのです。

こうした子どもの便秘には、食事に気を付けることが一番です。食物繊維乳酸菌を意識的にたっぷり摂り、野菜中心で、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。それでも便秘になりがちな場合は、オリゴ糖などのサプリメントをプラスして、予防・解消するのも効果的でしょう。

しかし、場合によっては便秘が重症化して、食事やサプリメントでも改善出来ない場合は、病院への受診をおすすめ致します。便秘といっても、何日も出ない場合はもちろん、コロコロのうんちが少量しか出ない場合や、苦しそうにいきまなければ出ない場合、また、便を出す時におしりが切れて痛がる場合なども同様です。痛くてつらい思いをするのは、便秘への悪循環となります。子どもが痛い思いをする前に、病院を受診しましょう。

市販薬を使用するのも良いのですが、やはり子どもの体質や便秘の状態に合った薬や治療をしてもらうのが一番です。便秘薬と言っても色々な種類がありますから、お医者さんに処方してもらうのが安心ですね。子どもの便秘で処方される薬には、酸化マグネシウム・ラキソベロン・センノシドなどがあります。

酸化マグネシウムはうんちをやわらかくして、排出しやすくする効果があります。ラキソベロンは、腸を刺激して、蠕動運動を活発にすることで、排便を促す効果があります。刺激性の便秘薬の中でも、優しい効き目で、液状のシロップもあることから、子どもの便秘薬としてよく用いられます。そしてセンノシドはうんちを押し出す効果があります。

こういった緩下剤・下剤が効かない場合は、浣腸をする場合もありますが、浣腸をして無理に便を出すことは、即効性はあるものの、子どもにとってはつらいので、なるべく避けたいものですね。どちらにしろ、病院に行かなければならないほど重症の便秘にならないことが大切です。

毎日の規則正しい生活と栄養バランスの取れた食事を心掛け、食物繊維や乳酸菌をたっぷり摂らせ、キチンとした排便リズムを身に付けさせてあげましょう。