果汁で便秘解消

糖分が効き目抜群!果汁で赤ちゃんの便秘解消を

母乳やミルクのみで育ってきた赤ちゃんが、離乳食を食べ始めると、水分不足や腸内環境の変化から、便秘になることはよくあります。生まれて初めて食べ物を口にするようになるのですから、身体に大きな変化を与えるのは当たり前だといえるでしょう。

母乳やミルクだけの時には、白湯や麦茶、砂糖水などを与えて水分補給をしますが、離乳食の味に慣れてくると、白湯などはなかなか飲みにくいものです。そこで水分補給とともに、さらに便秘に効果のある果汁の出番になります。

それまでも砂糖水を与えると便秘に効果的だったと思いますが、それは糖分の働きによります。糖分はビフィズス菌の大好物なので、腸内のビフィズス菌を増やしてくれるのです。果汁の果糖がこの糖分であり、もともと赤ちゃんがたくさん持っていたビフィズス菌をさらに増やし、離乳食で作られた悪玉菌を抑制してくれるのです。

また、この果糖にはうんちをやわらかくする働きもあります。そして、水分を引っ張る力である浸透圧が高いことでも大きな効果があります。浸透圧が高い果汁は、他の食物よりも早く胃腸を通過して、腸壁の水分を腸内に引っ張ります。すると、この水分の移動によって腸が刺激され、便意を促すのです。

さらに、果物には水溶性食物繊維が豊富です。水溶性の特徴から、果汁にしてもその効果は残ります。ですからうんちの量を増やし、うんちをやわらかくして、便秘を解消してくれるのです。

こうしたいくつもの効果から、果汁の便秘に対する効果はかなり高く、早く腸に達することから、効き目も早く現れるのが嬉しいですね。赤ちゃんの便秘はつらそうですから、早く解消してあげられるのは大きなメリットです。

具体的に効果の高い果物は、果糖の豊富なみかんやオレンジなどの柑橘系を始め、浸透圧の高いブドウ・プルーン・パイナップル・りんごなど、そして食物繊維の豊富な柿・みかん・キウイなどが挙げられます。赤ちゃんの体質や好みによって効果の違いもありますから、色々試してみると良いでしょう。

しかし、果汁は甘くて美味しいため、赤ちゃんが飲み過ぎる場合もあります。特に離乳食を始めたばかりの頃であれば、白湯で2~3倍に薄めて与えましょう。飲み過ぎると離乳食に影響があるばかりか、逆に下痢になってしまうので、注意が必要です。