浣腸で赤ちゃんの便秘を解消する

出来れば避けたい浣腸も、赤ちゃんの頑固な便秘には強い味方です

赤ちゃんの便秘の原因としては、母乳不足・ミルクの飲み過ぎ・離乳食での食物繊維不足・水分不足・運動不足などが挙げられます。出来ればこうした要因である生活環境を改善して、予防・解消してあげたいものですね。しかし、そういったことを改善しても、すぐに便秘が解消されるわけではなく、しかも体質によっては、生活習慣に十分気を付けても、便秘になってしまう赤ちゃんもいます。

そうした時には、マッサージや、綿棒でお尻を刺激することによって、うんちを出してあげるのが良い方法です。実際、ほとんどの赤ちゃんがこうした方法で便秘を解消できるものですが、それでも解消されない頑固な便秘には、大人と同じように、やはり薬が必要な場合があります。

もちろん、赤ちゃんに便秘薬を使うには抵抗があると思いますが、便秘が悪化し、赤ちゃんが痛がったり、苦しんだりするようであれば、薬で便を出してあげた方が良いでしょう。ひどくなると解消が困難になってしまい、病院へ行くことになってしまいますし、病院へ行ったからと言って、解消されるわけではありません。出来ればひどくなる前に薬で出してあげましょう。

赤ちゃんは薬が飲めませんから、便秘薬は浣腸によって使用します。一番多く使われているのは市販のイチジク浣腸ですが、他にも色々あります。浣腸にはグリセリンという成分が入っていて、腸内に入ると、腸壁から水分を出すことで蠕動運動を促してくれます。また、この成分は便を柔らかくし、滑りを良くする働きがあります。こうしたグリセリンの働きによって、便が排出されるのです。

赤ちゃんにこの浣腸をする場合は、まずお湯の中に入れ、体温と同じくらいになるまで温めます。そして、おむつ替えの姿勢で、実際にお尻の下にオムツなどを置き、すぐにうんちが出た場合に備えます。使用するのは子供用の浣腸で、その約半分ほどを使用し、残りは捨ててください。だいたい3分~10分ほどで効果があらわれます。この即効性が、浣腸の最大の魅力でしょう。

浣腸は、心配されるほど癖になるものではありませんが、やはり薬には違いありません。出来れば使用せずに済むように、母乳やミルクの量・水分・離乳食のメニューなどの改善をし、ひどい便秘にならないようにすることが、何より大切でしょう。