便秘にならない離乳食とは

便秘にならない離乳食で、美味しく楽しく食べる事を教えましょう

赤ちゃんは生まれてから、母乳やミルクで育ちます。そして、生後5~6か月ころから、離乳食という形で、食べ物から栄養を摂ることを練習する期間に入ります。この離乳食の期間は約1歳ころまで続き、やっと大人と同じような食べ物が食べられるようになるのです。この離乳食が始まる時期には、便秘になる赤ちゃんも多いものです。実は赤ちゃんも便秘になるのですね。

今まで母乳やミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんが、食べ物を口にするのですから、その身体への影響も大きいのが当たり前でしょう。生まれたばかりの赤ちゃんのお腹の中には、ビフィズス菌がほとんどで、これは母乳やミルクの時期もあまり変化はありません。ところが、離乳食を食べるようになると、色々な腸内細菌が増えます。この腸内環境の大きな変化によって、便秘が引き起こされるのです。

ですから、乳酸菌が豊富なヨーグルトなど、また善玉菌を増やすオリゴ糖などを離乳食に取り入れるのが良いでしょう。発酵食品である、みそやしょうゆで薄く味付けするのも良いですね。

また、この時期の赤ちゃんが便秘になる大きな理由に水分不足があります。母乳やミルクで水分を十分に補ってきた赤ちゃんですが、離乳食を食べることで、母乳やミルクの量が減ります。すると水分不足で便が硬くなってしまうのです。母乳とミルクの時は、黄色くてやわらかいうんちをしていた赤ちゃんですが、離乳食を食べるようになると、茶色くて硬いうんちに変わっていきます。一日に何回もしていた排便の回数も減り、一日一回程度になります。

水分不足によって、さらにうんちが硬く、出にくくなってしまう赤ちゃんはとても多いものです。うんちを出す時に痛そうにしていたら、離乳食に支障が無い程度に、野菜スープや果汁を飲ませてあげましょう。

また、消化の良いものばかりを与えてしまうと、どうしても便になるもとが無く、便の量が少なくなってしまうため、便秘にもなりがちです。出来るだけ、うんちの元となる食物繊維を豊富に食べさせてあげてください。食物繊維の豊富な食材の中でも、イモ類・豆類・バナナなどは離乳食に利用しやすいですから、たっぷり取り入れてみましょう。

大人と一緒で、食物繊維で便を柔らかく、便量を増やし、乳酸菌で腸内環境をバランスよく保つことで、赤ちゃんの便秘も解消されます。美味しく、楽しく食べることが出来るよう、離乳食を進めていってください。