便秘の種類について

便秘にも種類があるの?私の便秘はどれだ!?

ひとくちに便秘といっても、原因や症状は様々で、種類によって分類がされています。まず大きく分けると二つです。ひとつは、胃や腸(大腸・小腸)、肛門に腫瘍や炎症などの疾患があり、それが障害となって起きている便秘で、「器質性便秘」といわれるものです。そしてもうひとつが、疾患などの異常はなくても、自律神経の乱れなどによって、排便機能に障害が起きている便秘で、「機能性便秘」といわれるものです。

そして、この機能性便秘はさらに大きく二つに分かれています。急性と慢性です。急性の機能性便秘というのは、主に繊維不足・水分不足・運動不足・ストレス・薬の副作用といった、一過性のものであり、不足しているものを補うことで解決します。薬の副作用の場合は、もちろん服用を止めれば解決します。

そして、慢性の機能性便秘には、さらに種類があります。ひとつは、加齢などによって腸の運動や筋力が低下することによって起こる「弛緩性便秘」です。これは筋力の弱い女性にも起こりやすく、お腹が張って便意はあるのに、蠕動運動が弱いために便が出てくれない状態です。もうひとつはストレスによる自律神経の乱れが原因で、大腸が痙攣してしまう「痙攣性便秘」です。これは、下剤の乱用などによっても起こります。

そしてもうひとつは、これも女性に多いのですが、トイレに行きにくく、便意を我慢することで起こる「直腸性便秘」です。便意を我慢するうちに、脳への信号が弱くなり、便意を逃してしまうのです。また、排便反射が低下してしまうことで、便が長時間溜まり、結果固くなり出にくくなってしまいます。

そして、便秘にはもうひとつ、消化系以外の全身疾患によっても起こる場合があります。特に、糖尿病や甲状腺異常の疾患などで起こることもあるのです。もちろんほとんどが、食事などの生活習慣に何かしら問題があったり、運動不足による筋力低下だったり、またストレスによるものであったりします。自分がどの種類に当てはまるのかを考え、対処することで、便秘の不快感からサヨナラ出来るかもしれません。