排便習慣とつけるには

便秘に定義はなし!?人それぞれの排便習慣を重んじるべし

便秘という言葉は毎日のようにテレビCMでも聞かれるように、大変にメジャーなものですが、そもそも便秘の定義とは何でしょう。正解は、「ナシ」です。便秘には正確な定義はありません。何故なら、排便習慣そのものが、人によって一人一人違うからです。

日本内科学会では、「3日以上排便が無い状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と便秘のことを定義しているので、これが定義といっても良いのでしょうが、これは正しいとは言い切れないのです。この定義のとおり、一般的には3~4日以上排便がないと便秘といわれるようですが、普段から排便の間隔が3日以上であっても、それでも便がすんなりと出て、すっきり感があるのであれば、それは便秘とは言えないからです。

排便の回数や便の量は人によって違うため、その人の排便習慣において遅延した状態である場合が便秘となるのです。具体的には、便量の減少、便が硬化、排便困難、残便感、腹部膨満感といった症状が何個かあると便秘だと思っていただければ良いでしょう。基本的に、排便間隔が不規則になったり、便の水分の含有量が低下した状態が便秘といえます。

あくまでも便秘というのは、便の排泄が困難になっている状態であり、これが定義というには一番適切でしょう。そもそも便秘というのは病気の名前ではなく病気(便秘症)の症状のことなのです。ですから定義そのものがないのが当たり前ともいえるでしょう。

さらにわかりやすく言うと、例えば毎日便が出なくても、規則的にスムーズなもので、満足感があるのであれば便秘ではありませんし、毎日便が出ても、排便に苦労したり、残便感があるのであれば便秘だといえます。その他、お腹がはったり、ガスがたまったりといった不快感があれば、それはその人にとっての便秘の状態なのです。

普段から野菜などをたっぷり摂って、食物繊維の豊富なバランスの良い食生活を心掛けましょう。また、ストレスの軽減など、生活習慣と環境習慣を改善する事で、不快感を伴う便秘を解消することが大切ですね。